40代女性の転職活動!服装やメイクなどアピールしたいポイントについて
40代女性が転職する際、印象をよくするためには、服装やメイクといった第一印象で意識したいアピールポイントがあります。転職市場は年齢が若いほど有利といわれていますが、40代となるとさらに好印象を与えることが大切に。
そこで今回は、40代女性の転職活動で意識したい身だしなみについて、詳しくご紹介していきましょう。
40代女性が面接で好印象を残す身だしなみのコツ
40代女性は転職活動中、面接で与える印象がかなりポイントになるはずです。少しでも若く見える人のほうが有利になり、明るい印象で上品であること。
そんな企業側が求める人材をイメージし、次のポイントを意識して身だしなみを整えてくださいね。
面接官が見るところを知っておく
職種内容によって、面接官がチェックしているところは若干異なりますが、40代女性の転職活動では、必ず他の年代にも共通するように清潔感は大切なポイントになります。
大人の年齢なので、マナーをわきまえエチケットがあるか。たとえばスーツのシワ、靴の汚れ、髪型のセットなどは念入りに事前にチェックしておきましょう。
40代はキャリアを積んできた女性として期待される部分もたくさんありますので、TPOに合わせた身だしなみがされているかも見られる部分です。
あくまでもビジネスシーンにふさわしいか、落ち着きのある雰囲気を広い意味で心がけてください。面接中は明るい笑顔。たとえ採用担当者が自分よりも若い人であっても、決して上から目線にならないようマナーを守りましょう。挨拶や身のこなしなど、明るい印象を与えてくださいね。
メイクで注意すること
40代に突入すると、肌年齢や見た目年齢を気にする女性は多いでしょう。ファンデーションの厚塗りで年齢を無理に隠すよりも、自然なメイクを心がけてください。
若い女性のトレンドメイクを真似ることも避け、ボリュームがありすぎるつけまつ毛やマスカラなども面接ではNG。年相応に見えるナチュラルメイクで、健康的な清楚な仕上がりにすることが必要です。
同じ職場にいたら雰囲気が明るくなるような好印象を目指しましょう。面接では見た目はかなり重視されますので、年齢をあまり感じさせない気持ちのよい雰囲気が好まれます。
服装で注意すること
社会生活にも慣れ、自分の好きなスタイルが決まっている女性も多いはずですが、面接では一般的なスーツまたはジャケットとの組み合わせが基本です。
派手すぎない色で、クリーム系やライトグレーで優しい印象を与える、キャリアをアピールしたい時はダークカラーで信頼感を与えることもよいでしょう。
40代の女性ならパンツも似合いますので、丈が長すぎずあまり流行性のあるスタイルは避けると無難です。スカートやワンピースの場合は、膝よりも少し長めの丈にして、椅子に座った時に膝が出ないものを選んでください。
髪型について
髪の色は、自然な黒やダークブラウン系。白髪が気になる人は、面接の数日前にカラーを済ませておきます。髪型は表情がきちんと見えるように、前髪がかからないようセットするかピン留めにしましょう。
ロングヘアの場合は、結んでおくと清潔感がアピールできます。ぼさぼさ、派手なカラー、雰囲気に合わない巻き髪は避けてくださいね。
アクセサリーや香りについて
結婚している女性も多いため、面接時のアクセサリーは結婚指輪と腕時計くらいにまとめておきましょう。ブレスレットやイヤリングなどはつけず、豪華にならないようシンプルなおしゃれを心がけること。
業種によっておしゃれをしたほうがよい場合もありますので、仕事の特徴を考えて多少アレンジしてください。ネイルは基本的にせず、もしやるなら目立たないベージュ系など、派手にならないようにしましょう。
そして面接で意外と印象に残るのが香りです。室内が香りでいっぱいにならないよう、つけすぎに注意してくださいね。ボディミストなど、軽く香りが残るものを面接会場に到着する前につけておくこともオススメです。
また面接前に歯磨き、もしくはタブレットなどのエチケットも参考にしてください。
40代女性の転職を有利に進めるポイント
40代の女性が転職するのは、きちんとした目的や理由を明確にすることが大切です。年齢がかなり採否を左右する条件になりやすいため、有利な点を少しでも多く理解しておくと、自信を持って自己アピールができます。では希望の転職先に就職するために意識したい次のポイントを見ていきましょう。
納得する理由があること
面接で必ず質問される「転職理由」ですが、20代と違いやる気だけでは面接官が納得できない場合があります。40代の転職理由として好感が持たれやすいのは、キャリアプランの変更。今まで積み上げた経験を、違う場所で広げてみたいと考える人は多いようですね。
また40代になると家族の事情などもあり、働き方を見直すために転職を考える人もいます。このように年齢を考慮して納得しやすい理由があるかどうか、面接で質問された時に迷わず答えられるようにしておきましょう。
情報収集をやっておく
40代女性の求人数は、20代と比較して決して多いとはいえません。希望条件にこだわってしまうと、ぴったり会う仕事が見つからないという場面も多くなるので注意が必要です。
転職活動中のストレスは不安が増えると、働く意欲にも影響を与えかねません。そこで40代は、若い人よりもさらに情報収集をしておきましょう。
転職サイトやネットだけでなく、知り合いから話を聞く、希望業界の経済動向をリサーチするなど、あらゆる情報網を使い徹底的に企業を知っておくことがコツになりますね。
前向きなイメージをアピール
40代女性だと転職が上手くいかないという話は、あちこちから聞かされるかもしれませんが、事前から否定的なイメージを抱いて転職活動を行うと面接でもそんな態度がわかってしまいます。
年齢を重ねるごとに、他人の意見を素直に受け入れない頭の固いタイプも出てきますので、謙虚で前向きな姿勢を意識すること。「どうせダメかも」と元気のない雰囲気は、面接で注意してくださいね。代わりにどのような状況でも積極的に仕事を学ぶ、前向きな心がけを持っておくことがコツです。
自己分析をしておく
年齢に関係なく、自分の得意や不得意を考慮して希望の仕事に就くためには、自己分析が大切です。スキル、経験、実績など、面接のやりとりでも必ず触れる部分なので、自分の市場価値を紙に書き出しておくと安心ですね。
長い間同じ職種をやっているからといって、必ず転職が上手くいくとは限りません。若い人のほうが順応性はあり、会社側も教育しやすいはず。
そのため会社側と温度差が生まれないように、自己分析をしっかり行ったうえで自分の魅力をアピールしてください。
スケジュール管理をする
家庭と仕事を両立する40代女性も多いので、転職活動だけに時間を割くことは難しい状況かもしれません。しかしよいチャンスが巡った時に見過ごしてしまうのも残念なこと。
だらだらと何か月も求職状態でいることも辛いので、いつまでに応募するか、1日何件面接するかなど、自分なりの細かいスケジュールやルールを決めておきましょう。
家庭の用事とブッキングしてしまうこともありますので、細かいスケジュール管理がコツですね。
まとめ
40代女性の転職は、年齢にこだわる自分とまずは向き合うこと。年齢を重ねたおかげで、若い応募者よりも強みになることはたくさんあります。
初心を忘れず、転職活動は事前の準備がとても大切なので、自分が採用担当者になったつもりでポイントをおさえた身だしなみを意識してくださいね。