リーダーになりたい!職場で頼りにされる人になるためのステップ
リーダーになりたいと思っても、人柄や価値観、行動力などあらゆる要素が関係するので、上手くリーダーシップを発揮できない人も存在します。
職場で周囲に頼りにされる人は、上司からも受けがよく昇格のチャンスも増えるでしょう。でもリーダーになるのは簡単でなく、周りがついていきたくなる人を目指すのが大切。
そのために今日から何をするべきか、職場で頼りにされる人になる方法を、詳しくご解説していきますね。
リーダーに共通する特徴
リーダーのような存在の人は友人や職場、また混乱した状況の中で率先して先を行く人など、さまざまなシチュエーションがあります。どの場合でも周囲から慕われるリーダーには、次の共通点があります。
信頼できる人
リーダーになりたい人がまず考えることは「信頼」されるために何をすべきか。一流のリーダーになると職場の仲間からはもちろんですが、プライベートでも周囲から信頼されています。
困った時にこの人なら相談できる、人に言えないことでもこの人になら伝えられる。信頼性が高い人は、困った場面こそ周囲が頼りにしたくなります。
信頼関係とは、ある日突然生まれるものではありませんので、日頃から誰とも上手く付き合うように努力が必要なのです。
全ての意見を平等に聞ける
リーダーに共通するのは、自分の好みや相性などとは関係なく、きちんと周りの意見を聞けるところ。多くの人は、どうしても好きな人に対してだけ、柔軟な姿勢で対処しがちになります。
グループのまとめ役となるリーダーは、嫌いな相手からも平等に意見を聞くスキルが必要です。偏った考え方があると、自分に共感してくれる人ばかりを優先します。そのようなリーダーでは、周りもついていくのが心配になるはずです。
目標を共有している
リーダーに共通するのは他の人と目標を共有し、周囲と一緒に成長できる人です。とくに職場では、会社というひとつの組織の中で、自分の力を発揮しなければなりません。
目標に向かって、チームとして努力するためには、同じゴールがないと難しいですよね。一人だけ目立とうとする人は、リーダーとしての素質が欠けているといえるでしょう。
目標を共有するとマネジメントもしやすくなり、日々の作業もスムーズになります。
冷静な判断力がある
リーダーに共通するのは冷静な判断力がある点で、感情的になり間違った判断をすることはありません。職場の上司の中には、いつもイライラして短気な性格の人がいますよね。
これでは周囲が顔色を見ながら付き合うようになるため、仕事に集中できないケースも。冷静な判断力は、あらゆる経験や実績が土台にあり、失敗しないために無難な道を慎重に選んでいます。
リーダーになりたい人がやるべき行動
リーダーになりたいと思うのは、社会的に自分の存在をアピールしたいため、自然に湧き出る気持ちかもしれません。リーダーというと、管理職のような力のある人を想像するはずですが、組織の中ではあらゆる人に向けたリーダーの存在があります。
ではリーダーシップを養うために、今日からできる行動についてご説明しましょう。
学習意欲を持つ
リーダーになりたいなら、あらゆる知識や情報を身につけて、周りに必要なアドバイスやサポートをしなければなりません。
勉強が嫌いな人は、今持っている知識や能力止まりなので、現状以上の評価を受けることはないでしょう。学習能力をつけるためには、まず興味のある物ごとから勉強してみてください。
趣味の世界を極めるなど、知識を増やすモチベーションをどこかで始めるのがコツです。勉強は学生だけがするものでなく、毎日働きながらも貴重なことを多く吸収しています。
コミュニケーション能力を養う
リーダーになりたい人は誰とでも上手く会話ができ、仕事以外でも相談役になれるよう親しみやすい人柄が理想的です。コミュニケーションは、仕事をスムーズに進めるうえで大切な基盤となりますので、リーダーを目指す人は周囲の環境をよく観察すること。
そして自分の意見を言う前に、相手の言い分をしっかりと聞くよう心がけてください。それぞれの違う性格や考え方を、上手くまとめてコントロールするためには、その人の本質を掴むのがコツです。
素晴らしいリーダーは誰の話でもよく聞いてくれるので、なんでも報告したくなる存在なのです。
人を褒める
ポジティブな性格は、リーダーに求められるものです。いつも人の失敗ばかりを見つけて怒る人は、周囲のモチベーションを下げる原因に。
短所や弱点は誰でも持っているものなので、前向きに仕事をするためにも人を褒めることを意識しましょう。同時に感謝の気持ちを忘れないこと。
自分の仕事が順調にできるのは、仲間のサポートがあるおかげだと思うのも大切です。強気な考え方では、周囲がついてこられません。
他人のミスを見つけたら説教するのでなく、改善策をアドバイスして応援してあげましょう。
判断能力をつける
判断能力は、あらゆる人生経験をもとに築かれるものです。自分の能力や性格とは違うスキルなので、普段から鍛える工夫をしてみましょう。
リーダーになりたい人は大きな決断でなく、小さな判断を繰り返して練習してください。たとえば今日の夕飯は何を食べるか。
その程度の簡単な判断でもよいので、迷うシチュエーションをどう乗り越えるか、自分自身を慣らしてください。どのようなことでも繰り返し続けると、徐々にやり方に慣れて上達しますよね。
判断力も同じで、体験が大きな成果を招きます。また判断したことは絶対に後悔しないよう、あらゆる角度から考えて最終的な答えを出してください。
自信を持つ
リーダーになりたい人の中には、自分に自信がなく無理やり周囲を抑え込んでしまうタイプも存在します。リーダーとは、簡単な要素で構成されるものではありませんので、自信のない人はもっと自分の長所に目を向けるのも必要です。
たとえば親切な人は、そんな性格をもっと積極的にアピールして、自分のスタイルを確立していくのです。自信がないと周囲が戸惑う原因になり、リーダーとしての威厳の高さも感じられません。
リーダーが日々やるべきこと
リーダーとして慕われる存在の人は、いつもどのような行動をとっているのでしょうか。リーダーになるためのコツを理解したら、その後は行動パターンにも変化をつけてみましょう。
嫌なことは率先して自分がやる
嫌な仕事を部下任せにする上司は、とても厄介な存在です。リーダーが意識するのは、嫌なことは率先して自分がやる心構え。そんな姿を見ると、周囲が積極的に力を貸したくなります。
計画性を持つ
目的を達成するためには、具体的な行動力が必要です。計画性を持ち仕事を進めるのは、不測の事態に備えるためにも欠かせないこと。
月間の計画や、さらに毎日の細かい作業まで計画しながら周囲をまとめましょう。計画性は自分の仕事をスムーズにするためだけでなく、左右、上下の連結を上手くするためにも重要です。
やる気を引き出す
リーダーが一人だけ頑張っても、会社はよい方向へ進みません。よいリーダーはチーム全員が同じレベルで頑張るように、モチベーションを維持しています。
仕事以外で交流するなど、会社以外でも個人的に付き合えるような深みのある関係を意識しましょう。
まとめ
リーダーになりたいと思っても、全ての人がリーダー向きとは限りません。他人から信用される存在になるには、自分から信頼関係を築くオープンな気持ちが大切かもしれません。
複数の人をまとめるためには、柔軟な考え方や行動が必要なので、プライベートでもあらゆる人付き合いを大切にすると、職場でもスキルが活かせるでしょう。