出世する人の特徴は？出世しないのは原因がある！
出世する人の特徴というと、積極的に自らチャンスを手に入れるタイプを想像しませんか。やり手の若い社長をはじめ、一世代で大企業を築き上げる成功者など、一般の人が憧れる部分がたくさんありますよね。
逆に頑張っても出世しない人も存在しますが、その違いは一体何でしょうか。今回ご解説する出世する人の特徴は、ビジネスだけでなく人生の充実度を高めるためにも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。
出世する人の特徴について
出世する人の特徴を知っておくと、仕事のやり方や職場での過ごし方など、よいヒントが見つかるはず。世の中には意外な人が認められて成功するケースがあるように、出世する人たちには共通点があるのです。
コミュニケーションのとり方が上手
出世する人の特徴を考えると、効率的に仕事ができる人をイメージしますが、決して仕事の成績だけが出世する人に共通することではありません。
コミュニケーション能力は、ビジネスパーソンとしても重要なスキル。周囲から認められる人は、誰とでもわかりやすくコミュニケーションをとれるのが特徴。
このタイプは、仕事がずば抜けてできるわけではないけれど、なぜか上司から好まれるタイプともいえますね。社交性の高さや人間関係を良好にできる人は、仲間の信頼も厚いのです。会社の飲み会などにも積極的に参加して、会社を好きになる姿勢が大切になるでしょう。
嫌な仕事を引き受ける
出世する人の特徴は、いつも周囲へ気を配り思いやりがあること。ビジネスパーソンとしてだけでなく、一人の人間としても温かみがあるのが魅力です。
残業で仕事が捗らない仲間を手伝ったり、嫌な仕事を自ら引き受けたり。「誰かやってくれないか？」と上司に言われた場合に、すぐ手を挙げられる人なのです。
そのモチベーションになるのは、自分の評価を上げたい欲ではなく、素直に仲間のことを考えているから。そんな優しさが、表面的にもアピールされています。
いつも笑顔でポジティブ
出世する人はいずれ管理職につき、多くの部下を抱えることになるでしょう。そんな立場になった時、偏った物ごとの考え方をする人では、チームワークが乱れてしまいます。
出世する人の特徴は、ネガティブ思考がないこと。人の悪口を言ったり愚痴こぼしをしたりせず、いつも笑顔で誰に対しても好感的なのです。
悪口を言うと、結果的に自分の仲間と敵を分けてしまうようなものですよね。出世する人は周囲からの信頼を得られるよう行動していて、困ったことがあったらすぐに相談したくなるタイプなのです。
結果に執着しない
出世する人の特徴は、結果や成績だけに執着しません。大切にしているのはやりがいを感じながら働くことで、そんな素直な気持ちが必然的に仕事の評価にもつながっています。
結果や評価だけを意識して業務を進めると、企業のような組織の中で一人だけ浮いてしまう場合も。仕事が大好きで無理せず打ち込めるため、評価されなくても頑張れるのです。
間違いを認める
自分のミスを素直に受け入れ、そこから必ず何かを学んでいるのが出世する人。とんとん拍子で全てが進み、上手く出世する人は少ないでしょう。
成功者は必ず一度はスランプ時期を迎え、人生の空白部分があるといえます。そんな時に学ぶことが多い人ほど人生経験が豊富で、何が自分にとって大切なのかを見極められるでしょう。
好奇心旺盛
好奇心旺盛で、何ごとにも情熱を持って取り組めるのは、出世する人に共通する点です。チャレンジ精神は他人が押しつけてくるものではなく、自分でプッシュしないと大切にできないもの。
やってみたいことがたくさんあると毎日の生活が刺激的で、ワクワクしながら仕事もできるはずです。出世する人は、仕事とは全く関係のないところで楽しみを発見しています。
たとえばIT関連の企業に勤務する人がアウトドアに夢中になるように、自分の可能性や人生の喜びをいつも探し続けています。
出世しない人がやっていること
出世しない人と出世する人の割合を見ると、成功する人はごくわずかに見えますよね。しかし「出世」とは、世界的に有名なCEOになるだけでなく、自分の満足度で評価してもよいのです。
では出世しない人とはどのようなタイプか、自分に当てはまることがないかチェックしてみましょう。
やる気が湧かない
出世しない人は、だらだらと仕事をするだけでなく、基本的に惰性で暮らしている部分があります。情熱を持って仕事ができないのは、そんな気持ちにさせてくれる瞬間をずっと待っているだけだから。
たとえば昇格したりボーナスがアップしたり、自分にとってよいことが起こるのをひたすら待っているのです。やる気が湧かないのは、情熱を自分から探していないため。
仕事をしていてもだらだらしてしまうのは、楽しい面を見つけようとしないからなのです。マンネリ化した業務も見方を変えると、刺激的な部分があるかもしれません。モチベーションを高めるには、自分の意識改革が大切なのです。
自分を信じていない
出世しない人は自分自身を理解していないため、与えられた仕事をこなすだけで精一杯です。成功する人を見ても、自分とは違う世界の人だと思い、興味すら持たないでしょう。
しかしなんとかすれば手に入りそうなものを見つけた時は、誰しも努力を惜しまずにしますよね。出世できない人は、自分をひと押しする力がなく「どうせできない」「失敗する」とネガティブ思考になっています。
他人の励ましよりも大切なのは、自分で自分を応援すること。もっと能力を信じてチャレンジする勇気も必要です。
損得勘定で人脈を広げる
出世しない人は努力せず楽をしようとする傾向がありますので、活用できる人はどんどん使い得のない人とは付き合いません。職場の人間関係を良好にするのは出世に欠かせないことですが、役職だけを意識して近づくのは決してよい方法ではないでしょう。
管理職と仲良くなれば出世できる、機嫌をとれば評価してくれると思うのは間違い。そんな価値観は仲間にも通じてしまうので、逆に仕事がやりづらくなるかもしれません。
またこのタイプは、人脈が出世において大切だと思い込んでいるため、目的もなく人脈を広げる傾向があります。ただ表面的な付き合いをする知り合いが多いだけ、そんなタイプになるでしょう。
出世を望まない
出世しない人は成長意欲がとても低く、現状に満足する思考回路になっています。今以上を望むには努力が必要なので、努力したくない思いの表れかもしれません。
出世したい人は自分のゴール設定がありますので、それに向かって必要なことをコツコツと積み上げています。出世しない人はなんとなく毎日をやり過ごすだけで、その環境を楽に感じているのです。
成長意欲がないのは、成功体験が少ないのも原因していますので、他人から褒められたり評価がよくなったりすると急にスイッチが入る可能性もあります。
やりがいのない仕事をしている
嫌いな仕事でも、やり方や考え方によっては適職になる場合があります。しかし基本的に自分の価値観と合わない仕事をしていると、よい面よりも悪い面ばかりが見えてしまうのは仕方ありません。
仕事のやりがいは、好きな仕事に限定されているわけではありませんが、興味を持つ部分がどこかにないと毎日の積み重ねは難しいでしょう。
出世しない人は、基本的に自分に合わない仕事をしている可能性もあるので、転職して新しい環境でスタートすることで気持ちを入れ替えられるかもしれません。
まとめ
出世することは、働く意欲につながる目標です。しかし大切なのは、なぜ出世したいのか理由をきちんと知ること。転職活動中の人は適職を探し、出世しやすい環境を見つけるとやる気もさらに湧くでしょう。
