転職セミナーはスーツ着用するべき?心構えや準備するものについて

転職セミナーはスーツ着用するべき?心構えや準備するものについて

転職セミナーはスーツか、カジュアルな服装でよいのか迷ってしまうところです。本番の面接ではないので、服装はきちんとしなくてもよいのでは?と油断する人も多いかもしれません。

転職に有利な情報収集ができるとして人気がある転職セミナーですが、スーツを着用するべきかどうか、服装や準備することについて詳しくご解説していきましょう。



転職セミナーで得られるもの

転職セミナーはスーツ着用するべき?心構えや準備するものについて転職セミナー、転職フェアと呼ばれるイベントが開催されていますが、いったいどのような人を対象にしたものなのでしょうか。また転職活動中の人は必ず行くべきなのか、転職セミナーの目的をご説明しましょう。

 

転職セミナーとは?

転職セミナーは、複数の企業が合同で開催するイベントで、一度に複数企業の情報を得られるのがメリットです。各企業の採用担当者と直接会って話ができる機会なので、転職活動中の人にとってはとても効率的に情報収集ができる場に。

一般的な転職セミナーは、会場に各企業のブースがあり、自由に訪問して話ができる流れになっています。先輩社員や採用担当者など、企業のリアルな状況がわかるチャンス。

開催するのは大手の求人サイト等色々とありますので、転職活動中の人だけでなく、転職するかどうか迷っている人にも役立つイベントです。

 

目的は何?

転職セミナーに参加する目的で一番多いのは、直接企業を知ること。求人広告の内容だけでは掴めないことが色々とありますが、転職セミナーなら直接担当者に質問ができます。

また参加者の中にはキャリアについての相談をする人も多く、今までの経験や実績がどう活かせるか、企業の考え方を知るチャンスにもなるでしょう。

 

参加するメリット

ほとんどの場合、転職セミナーは参加費無料なので、行けば情報が得られるため無駄になることはないはずです。一番のメリットは、多数の企業や優良企業が出展しているため、さまざまな企業との出会いがあること。

転職活動はジャンルや企業を限定している人も多いはずですが、転職セミナーに参加するとその他に興味を持つ企業も見つかるはずです。

気になることは気軽に担当者に質問できますし、会社の雰囲気もなんとなく掴めるでしょう。さらに転職者をサポートしてくれる転職サイト開催のイベントのように、会場内では転職に関する各種講演やキャリア相談ブース、履歴書の写真撮影コーナーなども設置される場合があります。

役立つ情報が獲得でき、参加者にプレゼントがもらえる特典を用意したイベントもあるでしょう。

 

参加するデメリット

転職セミナーに参加するデメリットは、ほとんどないといってもよいのですが、人気企業のブースだと人が集中するため話が聞けない可能性があります。

またセミナーによっては、参加企業のジャンルが偏る場合もあるので注意が必要です。さらに地方都市では、都心部と比較すると求人量も少ないため、転職セミナーが開催されにくいのもデメリットになるでしょう。

 

個別セミナーについて

転職セミナーは、複数企業から同時に話が聞けるチャンスですが、転職者向けのセミナーとして「個別」タイプもあります。個別セミナーは専門のキャリアコンサルタントやアドバイザーと、一対一で相談できるのがメリット。

じっくりと話ができ、希望職種についての質問や転職活動の進め方など、全般的な相談が可能です。個別セミナーなら、転職するか気持ちが固まっていない時期でも相談できるので、将来に向けての心の準備にもなるでしょう。

また企業の担当者ではありませんので、公平な第三者の意見が知りたい人にオススメです。デメリットは事前予約が必要になること。また価値観が合わないアドバイザーだと、話をしても納得できない可能性があります。

 

転職セミナーはスーツ着用・事前の準備について

転職セミナーはスーツ着用するべき?心構えや準備するものについて転職セミナーは、スーツ着用がマナーです。事前の準備について失敗しないよう、大切なポイントをご説明しましょう。

 

基本はスーツ

転職セミナーは服装自由とされていても、スーツ着用が基本です。参加者のほとんどがスーツ着用して参加するので、カジュアルな服装だと居心地が悪くなるかもしれません。

転職セミナーでスーツを着用したほうがよい理由は、企業の採用担当者と会うため。ビジネスの場にふさわしい服装は社会人としてのマナーなので、そんな点も企業がチェックしている可能性があります。転職活動に対して、真摯な態度で参加することが必要ですね。

 

カジュアルでもよい場合もあり

転職セミナーはスーツで行くのが一番安心ですが、場合によっては私服のほうがよいこともあります。たとえばクリエイティブ系の転職セミナーなら、スーツよりも自分のセンスや感覚がアピールできる私服がよいでしょう。

私服のセンスは、クリエイティブな能力を示すチャンスにもなりますし、職場の雰囲気に合うかどうか企業がチェックしたい部分でもあります。

アパレル関係の転職セミナーなども、スーツよりは企業に合わせたセンスを考え、自分をよく見せる服装を意識してくださいね。

 

服装は清潔感を大切にする

転職セミナーはスーツやカジュアルな私服でも、清潔感を大切にするのが基本です。きちんとアイロンをかけることが重要。服装だけでなく髪型やカバンなども、ビジネスを意識して爽やかな印象を大切にしましょう。

仕事の途中に参加する人もいるかもしれませんが、必ず会場に入る前はネクタイを変えるなど、気を遣った様子がわかるよう工夫してください。

 

持ち物について

転職セミナーはスーツを着用したうえで、必要な持ち物も忘れずに準備しておきましょう。まずA4サイズの書類が入るカバン。企業ブースを訪問すると会社資料をもらいますので、折り畳まずにカバンに入れたほうが印象はよくなります。

また筆記用具。会場にも用意してあることがほとんどですが、自分で事前に準備したほうが印象はよくなるでしょう。最近はスマホを使い、メモをとる人も増えているようです。

しかし企業の担当者が説明している間にスマホを出すこと自体、あまり好ましくはありませんので、メモ帳やボールペンなどは必ず持っておくこと。

そしてあると便利なのが、履歴書や職務経歴書です。イベントで添削してくれるブースもありますので、事前に用意しておくと改善点などがわかるでしょう。

転職セミナーは求人応募するイベントではありませんが、採用担当者と意気投合すれば後日面接に…という流れになる可能性もあります。

その際にすぐ予定が告げられるよう、スケジュール帳を持っていくのもオススメです。

 

一般的な転職セミナーの流れについて

転職セミナーはスーツ着用するべき?心構えや準備するものについて転職セミナーで着用するスーツや持ち物などは、本番の面接を意識するのが一番です。では会場ではどのようなことをするのか、大手転職サイトが開催するイベント内容の一例をご説明しましょう。

 

受付して事前公演に参加

まずは会場に到着したら、受付を済ませてパンフレットをもらいます。事前登録やアプリを使うと、さらに最初の手続きが便利になるでしょう。

イベントによっては事前公演を行う場合ありますので、もし時間に余裕がある場合は参加してくださいね。転職セミナーの流れやブースを回るコツなどが説明され、実践で役立つ転職ノウハウなども学べます。

 

企業ブースを回る

転職セミナーでは、企業が時間制で開催するケースもありますので、興味がある企業の訪問はなるべく早くやっておきましょう。

話を聞く際は必ずメモをとり、事前に質問事項を用意しておくこと。この訪問は面接時の志望動機にも、有利に活用できるはずです。

質問のコツは複数の企業に同じ質問をして、会社の考え方を比較すること。たとえば「中途採用者の昇格スピード」など、実際に働くことをイメージして質問するとよいかもしれません。

 

まとめ

転職セミナーは有利な情報がたくさん得られるチャンスなので、できるだけ参加することをオススメします。もし時間がない場合は、転職エージェントに個別相談してみるのもよいですね。



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