転職で求めるもの・自分にあう仕事を選ぶ際に重視するのはなに？

2020.03.24

今の仕事には満足できない生活。仕方なく勤務を続けるのは、ストレスにもなりかねません。転職したいと思っても、企業探しの軸が決まっていないと、満足できない結果になってしまいます。

そんな気持ちで転職活動をすると、内定がもらえず自信喪失するかもしれません。そこで今回は転職で求めるものは何か、また自分に合う仕事を選ぶ重要な判断基準についてご解説していきましょう。

転職で求めるものはなにか？

転職で求めるもの・自分にあう仕事を選ぶ際に重視するのはなに？興味のある企業があっても、求める人材と自分のスキルや経験が合わなければ、転職は成功しづらいでしょう。まず転職先を探す前に確認しておきたいのは、転職で求めるものがなにか。

どこでもよいという姿勢では、内定をもらっても働く目的が見つからず、結局転職の繰り返しになってしまいます。では転職で行動を起こす際に、大切なポイントについて見ていきましょう。

やりがい

転職先に求める条件の中でも、とても多いのが「やりがい」です。抽象的な表現なので、具体的にどうすればやりがいを感じるのか、転職者が優先順位を決めておくのが大切です。

転職を考えるのは必ず理由があるはずで、現職に不満を抱えている場合は転職がよい解決策になる場合もあります。仕事のやりがいの感じ方は個人差がありますので、長いスパンで考えるのも転職の際には重要です。

プライベートが充実する働き方

プライベートが充実しないと、仕事は楽しくありませんよね。逆に仕事が楽しくてプライベートがつまらない生活も、息抜きができずストレスになります。

転職で求めるものは、バランスのよい働き方。男性は女性よりも、仕事メインの生活になりやすく、プライベートまで意識できない人も多いでしょう。

決して転職者が、働く意識が低いのではない場合も。仕事のモチベーションを高く維持するためのコツとして、プライベートを充実させる生き方は近年注目されています。

趣味の仲間や家族との交流など、息抜きができる環境はどのような仕事でも必要なのです。

満足できる給与

給与面で不満を抱く人はとても多く、給料アップは転職で求めるもののひとつです。月給だけでなくボーナスや福利厚生なども、トータル的に考えて納得できるかどうか。

同じ仕事をしている人との給与のギャップがないかなどもリサーチすると、自分が働く環境は見えやすくなります。給与全体の金額で判断するのは大切ですが、支給額が多くても福利厚生やその他の面で満足できないケースもあるでしょう。

収入を得るのは働くための大切な目的で、老後のことも考えても安定した収入はとても重要です。

キャリアアップできるか

働きながら資格取得やスキルアップするのは、自分のキャリアを磨くために大切です。転職で求めるものは、キャリアアップできるかどうか。

新人の研修や実習などの教育制度がしっかりとしているか、キャリアアップするためのサポート制度が充実しているかも重要になります。

「現職では期待通りにスキルを伸ばせない」など悩みを抱えている人は、もっと方向性を定めて転職先に期待するのも必要ですね。

新しいフィールドに挑戦したい

転職で求めるものは新たなチャンス。就活で第一志望に行けなかった人など、本当にやりたいことがわかっている人は、転職してリスタートするのも可能です。

その場合はできるだけ早く行動を起こし、経験を積むことが大切。新しい仕事にチャレンジしたいのは決して若い人だけでなく、中高年の人でも自分の可能性を探している人も多く存在します。

もっと自分を磨くために挑戦したい人は、転職がよいターンニングポイントになるでしょう。

会社の将来性

経済状況が不安定になると、勤務先の会社が将来大丈夫か不安になりませんか。大企業でも不安が募る今の時代、転職で求めるものは会社の将来性です。

企業にはそれぞれ経営方針があり、転職を考える人の中には経営スタイルが共感できない場合もあります。チームワークが大切な職場では、不満を抱えながら会社に貢献するのは難しいのです。

会社の将来性はその業界の特徴も考えながら、働きやすい環境を整えている会社のこだわりも、重要な判断ポイントになります。

適職を見つけるコツについて

転職で求めるもの・自分にあう仕事を選ぶ際に重視するのはなに？転職で求めるものがはっきりとしたら、次は転職先探し。とんとん拍子で行くはずの転職が上手くいかないのは、やりたいことが見つかっていないためかもしれません。

適職とは必ずしも、自分が好きな仕事とは限らないもの。自己分析しどういった仕事が合うか、失敗しない選び方をご紹介しましょう。

キャリアプランを考える

求人件数が多い転職市場があっても、嫌になったらすぐ転職していては、自分の市場価値が下がってしまいます。仕事を探す際は目先のことだけでなく、自分の人生がどうなるか長い目でキャリアプランを考えるのも必要です。

目標を立てると働きがいも感じやすくなりますし、進むべき道がはっきりとわかります。3年後、5年後、10年後の自分に何を期待するか。

プランをしっかりと描くと今何をするべきか、選ぶべき仕事の方向性が自然と見えてくるでしょう。

悪い点ばかりを見ない

求人サイトを見ながらあらゆる仕事を比較していると、どれも物足りない点があることに気づくかもしれません。給与が高いけれど勤務地が遠い、やりたい仕事だけど未経験者不可など。

就職で失敗すると、人生に悪影響を与えてしまうのではないかと不安になる今のご時世ですが、完璧な会社を探し続けても100%満足できるところは見つからないでしょう。

失敗を避けるためには、できるだけ希望条件を満たす会社を見つけたくなります。しかしこだわりすぎると、本来転職で求めるものとはかけ離れた会社になってしまうかもしれません。

自己分析しよう

自分に合う仕事を選ぶには、自分の強みや弱みをきちんと把握する必要があります。仕事の適性は客観的に判断できない場合もありますので、転職エージェントなどで相談して見極めるのもオススメです。

自己分析は転職にメリットになるだけでなく、今後の働き方やキャリアアップにも有効になります。また面接で自分を積極的にアピールする際にも、自己分析しておくと魅力的に他者に伝えられるようになります。

第三者の意見を参考にする

自分の長所や短所は、他人から見た場合と自分で思っている姿には違いがあります。企業が求める人材にマッチしているかは、友人や家族の意見を聞いて分析してもらうのもオススメです。

とくにプロの転職エージェントなら、ツールを使って自分に合う仕事探しのサポートをしてくれます。好きな仕事や興味のある業界、得意分野など、前向きに働く環境は自分にとってプラスになる場所なのです。

第三者から見る自分の姿とイメージを重ねながら、自分に合う仕事を探してみましょう。

自分のスキルを発揮できるところ

大手有名企業で働きたいと思うのは誰でも共通する願望ですが、社員の一人として存在感なく働くか、それとも小さな規模の会社で自分のスキルを発揮してやりがいを感じるか。どちらもメリットやデメリットがありますよね。最終的には必要とされて働くのが大切で、毎日の作業が誰かのためになっていると実感できる仕事が理想です。

そのためにはスキルを磨きながら、もっと成長できる転職先を考えるのも大切ですね。