ライバル心を持つことは成績を伸ばす基礎!モチベーションを高めるステップ
ライバル心を持つ人は学校や職場、友人関係など、あらゆる場所にいますので、お互いの刺激になりモチベーションを高めて成長できるメリットがあります。
仕事は自分の成績が評価対象になりますので、同僚は助け合いながらも実はライバルだと考える人は多いでしょう。ライバル心を持つのはよい面と悪い面、両方の要素があります。
今回は成績を伸ばすために、メリットを活かして自分を高めるコツをご紹介していきますね。
ライバル心を持つことのメリット
自分と同じ仕事を担当する同期、同じ大学を出ている仲間など、比較しやすい人はライバル心を持つ場合がよくあります。仕事だけでなく恋愛のように、人気がある人を好きになると、周囲が全員ライバルに見えることがありますよね。
ライバル心とは一見ネガティブな印象を受けますが、自分が相手の存在を認めて切磋琢磨できるなら、次のようなメリットもあります。
負けないよう緊張感が生まれる
本来仕事で成功するには、仕事そのものの本質を理解して、自分のスキルや経験を活かすのが理想です。ライバルがいると相手に負けないことだけが目的になるため、逆に仕事のミスが増えてしまう場合もあるでしょう。
でもライバルがいると「勝ち負け」が自分にとって重要になるので、仕事に緊張感が生まれます。そのため手を抜かず、だらだらと仕事することも減るため、結果的に自分にとって仕事率が向上してメリットになるのです。
目標がわかる
仕事は目標意識を持つのが大切です。毎日同じことの繰り返しでマンネリすると、仕事がつまらなく感じる日もあるでしょう。目標がある人は成功体験を繰り返し、いつも自信に満ちあふれています。
ライバル心を持つ人は、無意識のうちに相手に勝つために努力するため、現状をよりよく改善できます。結果的に社会的にも仕事ができる人となり、自分の価値を上げています。
ライバルのよいところを真似できる
ライバル心、もしくは対抗心と呼ばれる気持ちはモチベーションにつながります。その理由は、自分よりも優れた人に勝ちたい気持ちがあり、自然と相手の魅力や長所などを真似して自分にメリットを与えているためです。
たとえば、毎月の営業成績が達成できない人。同期のライバルはいつも成績がよく、周りから評価されています。さほど残業もせず、頑張って働いているようには見えないライバル。
だからこそ負ける自分が、不公平に見えてしまうでしょう。そんな時はライバルのよいところを真似して、一歩先を行くことが勝つための秘訣になるのです。
向上心が湧く
ゲームで競争するのと同じように、自分が一番になると機嫌がよくなりますよね。その時の気持ちは、勝利した人でないと味わえないもの。
仕事も同様に、ライバル心を持つ人はがむしゃらに努力して、常に上を目指しています。どのような意図があっても、頑張って働くのは自分にメリットがあり、評価の対象になるはず。
勝つための努力を続ける人は向上心がありますので、周囲にもよい影響を与えてくれるでしょう。
仕事にやりがいを感じる
ライバル心を持つ人は、プライドが高い特徴があります。他人よりも劣っている自分が許せないため成績がよい人、自分よりもよい暮らしをしている人などに対抗心を刺激されています。
職場はチームとして、全員が同じ方向に進むのが大切ですが、ライバルがいるともっと仕事にもやりがいを感じられます。お互いにライバル意識を持って働く環境は、モチベーションが高く自分のダメな部分を知り、次につなげることができるのです。
自然と仕事に精が出るため、嫌な仕事もストレスを感じずにやりこなせるようになるでしょう。
ライバル視されやすい人の共通点と対処
自分にはライバルはいないと思っていても、相手からライバル視されている可能性もあります。やたらと厳しい視線を送られたり、仕事のミスを指摘してきたりする人は、心のどこかで勝ち負けを意識しているかもしれません。
自己評価が高すぎたり低すぎたりする人
仕事は成績や仕事量が評価の対象になりますので、上司に気に入ってもらえる人は何かと有利かもしれません。さらに自己評価の高さは、仕事の質にも関係していますので、高すぎず低すぎない程度が理想です。
自己評価が低い人は、ライバル心を剥き出しにする人の対象になりやすく、相手が勝ちやすい環境を提供してしまいます。逆に自己評価が高すぎる人は敵を刺激するため、さらに競争心を掻き立ててライバル視されやすくなるでしょう。他人の評価よりも、自分が一番納得できる人間になるのが大切ですね。
身近に感じる人
自分とは育った環境が違う人や、学歴が異なる人など「手の届かない人」には、ライバル心を持つことは少ないでしょう。通常は勝てそうな相手が対象になりますので、一般的で身近な存在はライバル視されやすいと考えられます。
自分と同じ生活レベルなのに、なぜあの人は高級車に乗っている?といった嫉妬心が生まれます。身近にいるタイプは、比較の対象になるためライバル視されやすいでしょう。
ターゲットにされたら、全く敵の存在を意識しないこと。勝ち負けが無意味だと、常にアピールしましょう。
自分が一番だと思っている
自分は周囲の人よりも優れていると、上から目線で仕事をする人はそんな態度が気に入らず、ライバル視されやすい存在になります。
理想的なのはお互いに磨き合えるようなライバル関係で、相手の成功を妬まず喜んであげるのが大切です。自分が一番だと勘違いしている人は、他人を認める言動がなくいつも悪口や文句などを言っているでしょう。
そんな人に勝ちたいと思うと、対抗心を見せてくる人が多いのです。いつもライバル視されやすい人はなぜ自分がターゲットになるのか、理由を考えてみるのも必要です。周囲との付き合い方を見直せば、余計な敵対心を持たれない場合もあります。
余裕がある人
ライバル視されやすい人は、周囲よりも秀でている何かを持っている共通点があります。たとえば仕事ができるだけでなく、社内でモテる存在。
有名企業の得意先が多い、資格をたくさん持っているなど。このタイプは自然と自分自身に余裕を持っているので、周囲が憧れる存在になるでしょう。
そんな人の悔しがる姿を見たいという衝動が、ライバル心につながる場合があります。ネガティブ思考の人は、成功者の足を引っ張りたくなるもの。
現状に不満を抱えている相手の気持ちを理解して、同情するように心がけると楽になるかもしれません。
ライバルに差をつけるためには?
ライバル心を正しく持つのは、仕事のモチベーションアップになりますが、いつも卑屈になり勝つことだけを考えると仕事のストレスも増えてしまいます。
ライバルに差をつけるためには、なんでもかんでも競争するのでなく、こだわりを持ってライバル視するのが必要です。たとえば成績で勝てないなら、ライバルよりも仕事を早くこなして上をいく。
また相手の失敗を喜ぶよりも、自分の成功や評価だけにフォーカスして、仕事に専念するのが大切です。
まとめ
職場にライバルがいると自覚している人は、意外と少ないという説もあるでしょう。ライバル心を持つ相手は他人でなく、自分自身を敵にして仕事を頑張る気持ちが必要なのかもしれません。
周囲の視線や評価を気にせず、自分が納得して満足感を得られる働き方を、これからは意識するようにしてみましょう。ライバルの存在は、メリットを上手く活用するのが大切なのです。