名前が覚えられない原因と対策!顔と名前を一致させるコツがあった!?
名前が覚えられない原因はなぜなのでしょうか。本気になって意識すればできることだから…と気軽に考えていては、なかなか改善されない部分かもしれません。
とくにビジネスシーン。初対面のクライアントの名前と顔をその場でインプットしたほうが、今後もメリットが多くなるのは想定できますよね。
しかし意外と世の中には多く存在する「名前が覚えられない人」。早速ですが原因を理解し、自分に合った対処方法を実践してみましょう。
名前が覚えられないために起こることは?
名前が覚えられないけど、コミュニケーションに支障はない…という油断は禁物。些細なところから人間関係が悪くなる可能性もありますので、他人の名前をきちんと覚える必要性についてまずは見ていきましょう。
相手が不快に感じる
きちんと名前で相手を呼んでも、相手が名前でお返ししてくれない人だと、自分が損したような気分になりませんか。よりよい人間関係を築くためにも、相手の情報をできるだけ持っているほうが何かと便利。その最初のステップになるのが「名前」です。
自己紹介をしているのに間違って名前を呼んでくる人だと、自分の存在感がないのかと思ってしまいますよね。名前を覚えないことは確実に相手に悪い印象を与えますので、今後の付き合いがあるかないかに関係なく、社会人のマナーとして身につけることが大切です。
距離感が生まれる
興味がある人なら、名前や好きな食べ物までなんでも記憶できるはずですが、いつまでも名前を覚えてくれない相手に対しては自分の影の薄さを感じてしまいます。
すると相手が、その程度の付き合いだと思っているならこちらもそうしよう…となってしまいますよね。名前を呼び合わない関係は、次第に距離感が生まれてしまうので、せっかく双方にとってメリットがある出会いでも一定の壁を超えることはないのです。
自信をなくしてしまう
名前を覚えられないことで起こりやすいのは、相手が自信喪失すること。「初めまして、○○です」ときちんと自己紹介してくれたにもかかわらず、きちんと記憶しないのは自分に非があるため。
しかし人によっては「きちんと挨拶しなかったから覚えてもらえない」と、自分を責めて過度な不安を抱いてしまうこともあるのです。自分の些細な行いのために、他人にネガティブな感情を植えつけるのは社会人として避けたいことですね。
名前が覚えられない原因について
社会人に多い「名前が覚えられない」という悩みですが、無理に記憶しようとしても原因を理解しないと改善策は有効ではありません。まずは考えられる原因や理由について詳しくご説明しましょう。
集中力がない
名前を覚える作業は、脳内で相手の顔と名前を一致させ、セットのデータとして記憶することです。そのため名前だけに意識を集中させても難しいですし、相手のルックスに気をとられても上手くいかないでしょう。
名前が覚えられない人はあちこち気になってしまい、集中力が不足している可能性があります。読書していてもて周りの音が気になる、色々な人の動きが一度に気になるなど、やるべきことに順序よく専念する習慣が必要なのでしょう。
拒否反応が起こっているため
名前が覚えられない原因はある種の拒否反応のためで、嫌いなタイプの人だと無意識に相手を見ないようなります。自己紹介されても記憶する必要性を感じないため、その場で忘れてしまうこともあるでしょう。
それは苦手なものを受け入れないように排除しているためで、嫌いな料理を返すようなこと。目つきの怖い人が苦手なら、初対面でじろっと見られたら名前を覚えたいとは思わないでしょう。それよりも今後も関わりたくないとその場を去りたくなるはずです。
興味がないから
素敵な人に自己紹介されたらすぐに名前を覚えるはずですが、興味のない人なら出会ったことすら忘れてしまいますよね。興味を持たないものに積極的になることはなく、その場限りになることがほとんど。
たとえば友人の友人を紹介されても、インパクトに残らず名前を覚えることはないでしょう。
緊張しているため
名前が覚えられない原因はとても緊張しているためで、あちこち気にかけている状態のため、名前が後回しになっています。たとえば大切なミーティングで紹介されたクライアント。
本来なら必ず覚えなければならない場面なのですが、しっかり記憶しようとプレッシャーがかかり逆に覚えられないパターン。失敗が許されない時に、緊張のため注意力が散漫になることはあります。
顔と名前を一致させるコツについて
よりよい人間関係を築くためにも、名前で呼び合うことはとても大切です。自分のことをきちんと覚えてくれた、という満足感はお互いにメリットになるはず。
では名前が覚えられない時はどうしたらいいか、オススメの対策方法をご紹介しますのでぜひ挑戦してみてくださいね。
記憶しやすい情報をプラスする
「○○と申します」と初対面で自己紹介され、それだけのやりとりでしっかり記憶するには情報不足のこともあります。名前と顔を一致させるには、それ以外の関連する情報もプラスして記憶してみましょう。
たとえば「山崎さん」という名前なら鼻が山のように高い、山をイメージさせるゆったりした洋服を着ているなど。その人の名前につながる要素をできるだけ記憶することで、自己紹介された時にきちんと脳内にインプットされるはずです。
メモする
頭の中だけで記憶できない場合は、文字化しておくことも方法です。自己紹介された後に、メモに日付と相手の特徴と名前を記入。忘れた時もメモを見れば思い出せるので、忘れてはいけないと自分にプレッシャーをかける必要はありません。
名刺交換した場合は、裏側に自分だけが覚えられるようちょっとしたヒントを書き加えておくこともいいかもしれません。
出会った状況を思い出す
名前が覚えられない時は、違った角度から記憶を引き出してみましょう。たとえばオフィスの玄関先で出会った人、駅の構内で紹介された友人の兄弟など。
このような状況が名前に結びつく場合もあるので、名前には直接的に結びつかないデータも、できるだけ多く記憶しておくことがコツです。知り合ったばかりの人に強烈な印象的なイメージを持つことがありますよね。
たとえば香水の香りが強い、派手な色の洋服を着ていたなど。出会った状況を最初から思い出していくと、このような印象的な思い出が引き出されます。するとそれが記憶を刺激して名前につながる可能性もあるのです。
繰り返し考える
名前を覚えられない時は、シンプルではありますが繰り返し考えることがコツです。苦手意識があるとさらに記憶しにくくなるので、克服するためにも「慣れ」が必要。何度失敗しても挑戦する気持ちは、次第に勇気へとつながります。
とくに名前をきちんと覚えておくべき相手なら、名刺を見えるところに置いておく、スマホにわかりやすくメモしておくなど。繰り返しで名前が記憶できるだけなく、全体的な記憶スキルもアップできるかもしれません。
普段から桁数の多い数字を記憶するゲームをプレイするように、楽しみながら挑戦してみてくださいね。
まとめ
名前が覚えられない、会話が思い出せないなど、気になる場合はできるだけ早く対処することが大切です。自分でできることはやりやすい記憶のコツを掴み、習慣的にあらゆることを覚える練習がとても効果的になるはず。
もし自分が逆の立場だったら…と思うと、きちんと相手の情報は忘れずに記憶したくなるでしょう。
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