突っかかってくる人の心理的特徴と対策方法・意志の伝え方は人それぞれ!

突っかかってくる人の心理的特徴と対策方法・意志の伝え方は人それぞれ!

突っかかってくる人は心理状況を考えると、ぶつからずにスムーズに対処することが可能です。感情的になる人や、自分勝手な態度で他人にアプローチする人はとても迷惑な存在なのですが、職場など上手くやり過ごさなければならない場面もよくあるでしょう。

それでは対処が難しい、突っかかってくる人の心理背景や対応方法についてご紹介します。



突っかかってくる人の心理的特徴について

突っかかってくる人の心理的特徴と対策方法・意志の伝え方は人それぞれ!普通に会話できるシーンでも、やたらと喧嘩腰で突っかかってくる人は心理的に次のような理由が考えられます。少し攻撃的に見える人は、心の中を考えてみると対処しやすくなるでしょう。

 

相手を支配したい

突っかかってくる人の心理とは支配欲が強いことで、他人を自分の都合よくコントロールしたい願望があります。逆に自分と同じように少し突っかかってくる人が相手だと、支配される前に相手を支配しなければならないプレッシャーを感じます。

そのため場合によっては過剰に強い態度に出てしまうこともあり、その場がシーンとなることもあるでしょう。自分が中心でないと満足しないタイプ。他人の言うことを聞く姿勢は、負けたような気分になっています。

 

自信がないため

突っかかってくる人は心理的に自分に自信がないため、そんな弱い部分を相手に悟られないように攻撃的な態度になってしまうのです。

本来は他人のことがとても怖く感じ、大きな態度で接することができないのですが、弱気になる自分がとても悔しくて無理やりプッシュしています。

実際よりも自分を大きく見せることで、別人を演出しているのでしょう。他人が言い返せないほど強い人のほうが偉いと勘違いしているのです。

 

感情の起伏が激しい

突っかかってくる人は心理的に感情的になっているので、精神的に少し不安定で攻撃的な態度を無意識にやってしまいます。冷静に自分と向き合えないことが感情的になる理由。

笑っていたのに急に怒る人など、周囲に与える印象を考える余裕がないのでしょう。感情の起伏が激しい人は周りを振り回し、次第に距離を置かれてしまいます。

 

他人の悪いところばかり見つける

突っかかってくる人は心理的にネガティブ思考があり、他人の悪いところを見つけると助ける前に相手を攻撃する習慣があります。揚げ足をとる傾向もあるので、一緒にいる人はとても嫌な気持ちになるでしょう。

自分よりも強い人でも、どこか攻撃する隙間を狙っていますので、自分を守ることで必死に。他人の悪いところは気になっても、自分のことは棚に上げています。

 

承認欲求が強い

「それは違うよ!」と声のトーンを高く怒ったように話す人。言い方を柔らかくすれば問題ないシーンでも、突っかかってくる人は承認欲求が強いので相手が折れるまでしつこく攻撃してくるはずです。

人に褒められたい気持ちが強いのは、実は自分の弱さを他人に知られたくないことが関係しています。自己満足度が低いと、他人に評価されないといつも不安になるでしょう。

 

基本的に当たりが強い

突っかかってくる人は基本的に当たりが強く、自分ではあまり意識していません。育った環境が皆はっきり意志表示する家族だったということも考えられるでしょう。

しかしこのタイプは、どこかで自分の立場を有利にしたい気持ちもありますので、意識はしていないけれど心理レベルで相手を脅すような態度になっているのです。

 

怒らず相手に対処するコツについて

突っかかってくる人の心理的特徴と対策方法・意志の伝え方は人それぞれ!突っかかってくる人は、心理的に相手を攻撃して自分の勝利を勝ち取りたい願望がありますので、お互いにヒートアップすると状況が悪化する恐れがあります。

そんな時に相手の作戦に乗らないよう、上手に対処する方法をご説明しますね。

 

小心者だと理解してあげる

言葉使いが荒い、冷たい言い方をするなど、他人に誤解を与える突っかかり方をする人はたまにいますよね。そんな時に相手の外側だけで判断せず、実は小心者だから怖がっているだけなのだと理解してみましょう。

そう思えば自分のほうが立場は上だと納得できますので、さらなる応戦をすることはないでしょう。攻撃的な人は、自分を大きく見せたいだけなのです。

逆に考えると相手に威圧されている状態。弱い性格の人もいると思えば、軽くやり過ごせるかもしれません。

 

聞き流してしまう

「このファイルはこの棚に置いてもらえますか」とお願いするのではなく、「なんでこんなところに置くの!」といきなり突っかかってこられると、とっさに自分も攻撃的にやり返したくなりますよね。

しかしそんなリアクションは相手にとって願ってもないことなので、不快な気持ちにさせられた時は、とりあえず何も言わずに聞き流してください。

攻撃してくる人は攻撃しやすい人を狙っていますので、他人が不安がる姿を喜んでいます。相手にせずスルーしてしまえば、相手はつまらなく感じるでしょう。

 

モチベーションにする

職場のように接触が避けられない場面も多いため、突っかかってくる人とは慎重な付き合い方が求められます。毎回やり合っているのはストレスに。

それなら逆に相手よりも結果を出して、立場を上にすることもよいでしょう。職場なら仕事で結果を出して相手よりも優れた人になること。悔しい気持ちは何よりもモチベーションになるはずです。

 

冷静に意見を伝える

突っかかってくる人は、相手もエスカレートして口論になるシーンに慣れています。そんな展開を期待して攻撃してくる人もいるので、逆に冷静に意見を伝え、相手との温度差をアピールすることもよいでしょう。

感情的になると言いたいことが正しく伝わりませんので、たとえ相手が意図的に怒らせるような態度で迫ってきても、自分のペースは絶対に崩さないことがコツですね。

 

相手の態度を柔軟化させるコツ

突っかかってくる人の心理的特徴と対策方法・意志の伝え方は人それぞれ!突っかかってくる人は、時間が経過すればいつも通りの平静な態度に戻るかもしれませんが、場合によっては致命的なこともあるでしょう。

もし埒があかない時は、相手の態度を柔軟化させる次の方法でアプローチしてください。

 

反論せずひたすら聞く

攻撃してくる人は今頭の中がいっぱいで、順序よく整理できていません。自分を落ち着かせることもできず、怒る自分がさらに感情を煽っている状態。そんな時は反論したり弁解したりはせず、ひたすら聞くふりをしましょう。

自分だけが熱くなっていると気づけば、次第にトーンダウンしてくる可能性があります。

 

時間を置いてもらう

突っかかってくる人は普段からそんな態度で、周囲も諦めているかもしれません。しかし職場など避けられない場合だと、放置しておくわけにもいかないですよね。

そんな場合は今後のことも考え、危ないなと思ったら時間を置いてもう一度コミュニケーション。時間を置くと少し冷静になり、普通に会話や議論ができる可能性もあるでしょう。

 

同調してあげる

自分だけがイライラしているのではないと思うと、少し安心する攻撃的な人。「そうですよね」「わかりますよ」と相手の気持ちに同調することで、状況の悪化を避けることができます。

愚痴こぼししたい時に攻撃的な言い方になる人もいるでしょう。相手の気持ちに寄り添った態度は、お互いの心を平和にするコツになります。

 

まとめ

どうしても接触が必要な時は、突っかかってくる人の心理を考えることがまずは適切な対処方法ですね。他人の意志表示はさまざまなスタイルがあり、全てが自分にとって理解できるものだとは限りません。

ネガティブな態度をそのまま受け止めてしまうのは、自分もネガティブになっているということ。普段から平静を保つためにも、人のよいところをすぐに見つけられるよう訓練しておきましょう。



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