暗い話が好きな人の深層心理・ネガティブな人に影響されない方法について

暗い話が好きな人の深層心理・ネガティブな人に影響されない方法について

暗い話が好きな人は心理的な背景が影響しているので、表面的に変えようと思っても無理な場合があります。暗い話よりも楽しくワクワクする話のほうがその場の雰囲気もよくなり、人間関係も好調になるでしょう。

しかしそのようなことは一切考えず、いつも話題が暗くなるネガティブな人も。そこで今回は、暗い話が好きな人の心理と、ネガティブな人に影響されない方法について徹底的にご紹介していきますね。



暗い話が好きな人の心理について

暗い話が好きな人の深層心理・ネガティブな人に影響されない方法についてどうしてそんな話をするの?と周りががっかりするような暗い話が好きな人。心理的には次のような原因が考えられますので、付き合い方で困った時は相手の心理状況も考慮してベストな方法を考えてみましょう。

 

心配性

失恋話や悲しいエンディングの話などを好む暗い話が好きな人は、心理的に心配性なことが関係しています。どのような状況でもいつも守りの態勢になることが多く、自然とネガティブな発想に。

どんなに心配しても、起こるべきことは起こってしまうものです。そうわかっていても、暗い話が好きな人は心配するのが定着しているため、自分ではさほど苦痛にならず暗く物ごとを解釈しているかもしれません。

 

モチベーションになる

暗い話が好きな人は、心理的にネガティブなことをモチベーションにしていると思われます。たとえば恋人同士の喧嘩話。友人から辛そうに告白される話をワクワクして聞いてしまうのは、困っている人と自分を比較したいため。

自分よりも辛い人がいると認識することで、もっと頑張りたくなるタイプなのです。暗い話はいつまでも心に残り、気分が低迷するのが普通の人。

しかし自己流になんでも解釈できる人は、暗い話でも自分にとって幸せに変わるのでしょう。

 

共感力がある

暗い話が好きな人は、心理的に他者への思いやりがとても強いためです。悲しむ人や辛い人の姿を見ると相手の気持ちに共感して、一緒に辛い気持ちになれる人。

人助けをする意欲も、相手の立場にならないとできないことですよね。暗い話が好きな人は、他人の気持ちを読みすぎる部分もあるので、心が疲れやすいことも特徴。

しかしどうしてもやめられない他人への思いやり行為は、自己満足のレベルで可哀想な物ごとを意識する自分が可愛いのです。

 

コンプレックスがある

自分自身に何かしらのコンプレックスがある人は、普段からネガティブ思考になりがち。映画も暗い話が好きで、自分と似たような環境を求めてしまいます。

たとえば体型や性格のコンプレックスは、自分で何とかしたくてもすぐに答えが出せるものではありません。半ば諦めてしまうと思考パターンにも影響があり、暗い話のほうが落ち着くようになるのです。

コンプレックスを抱くと自然と自信喪失してしまい、自分が戦える場所は暗い世界だけになってしまうでしょう。

 

人付き合いが苦手

他人と意見が合わない人や、言いたいことが上手く相手に伝えられない人は、自然と他者に対して暗いイメージを抱いてしまいます。

そのためいつも暗い話が好きになる心理があり、他人との接触を避けるために無意識に暗い話を好んでしまうのでしょう。楽しく話題が豊富な人と、暗い表情のつまらなそうな人。

話しかけやすいのはもちろん楽しい人ですよね。周囲が自分を放置するように、意図的に暗く過ごしている人も中にはいるでしょう。

 

暗い環境で育った

子供の頃から暗い家族の中で育った人は、自分がネガティブだと自覚はしていません。しかし会話の中でもアピールされる「できない」「嫌だ」「ダメだ」などの否定的な表現が多く、結果的に暗い話を好むように。

この心理は自分がずっとそんな環境にいたため、ネガティブなほうが居心地がよいのです。逆にポジティブになる方法がわからず、経験を活かすことが自然とネガティブな要素になっているということなのでしょう。

 

暗い話が好きな人と一緒にいるデメリット

暗い話が好きな人の深層心理・ネガティブな人に影響されない方法について暗い話が好きな人との付き合いはできれば避けたいところですが、周囲には必ず暗く物ごとを解釈する人は存在します。そんな人とずっと一緒にいると、次のようなデメリットが考えられるでしょう。

 

自分も暗くなる

慣れとは恐ろしいもの。最初は違和感があっても、繰り返していくうちにそれが「普通」になってしまいます。暗い話が好きな人と一緒にいると影響を受けて、自分も暗い気持ちになることが想定されるでしょう。

とくに精神的に強くない人や他人に影響を受けやすい人は、ネガティブなことほど吸収しやすい状態。暗くなってしまうと、物ごとの連鎖反応でどんどんネガティブなエネルギーが増えてしまうかもしれません。

 

ストレスが溜まる

暗い話が好きな人は、心理的にネガティブなことを好む傾向がありますので、会話の中でも他人の愚痴こぼしや文句が多いはず。一緒にいる人は、常にネガティブな言葉を聞かされるのでストレスが溜まります。

楽しい話は無理せず聞いていられますが、ネガティブな人の言葉は自分でポジティブに解釈する手間があり、余計なエネルギーを使っています。

話を聞くだけでどっと疲れてやる気をなくしてしまうように、マイナスになることが多いですね。

 

自分の貴重な時間が無駄になる

暗い話が好きな人にはそれなりの理由があるかもしれませんが、選択肢が多い世の中、あえて暗い話を選ぶ必要はありません。そんなタイプの人といつも一緒にいると、本来楽しく有意義に過ごせる自分の時間を無駄にしているようなこと。

暗いトークよりも、生産性のある時間の過ごし方があるはずです。ネガティブな人に付き合わされるなら、孤独でいたほうがいい場合もあるかもしれません。

 

ネガティブな人に影響されない方法とは?

暗い話が好きな人の深層心理・ネガティブな人に影響されない方法についてどこに行っても必ず出くわすネガティブな人。避けられない場合は、次の方法で上手に対処してください。影響されないためには自分をしっかり持つことが大事ですね。

 

相手を責めない

暗い話をする人は、心理的にもネガティブな要素が多いため、相手を変えることは難しいでしょう。だからといって自分と意見が合わない時に相手を責めたり攻撃したりすることは、同じく自分もネガティブになっているサイン。

その場合は冷静に相手の話を聞き、ネガティブな人だからと念頭に置き対処してみませんか。

 

自分の態度は一貫させる

暗い話が好きなネガティブタイプは、自分に共感してくれる人をいつも探しています。そのため話を黙って聞いてくれる人を好みますので、マイナスエネルギーを吸収しないためにも自分はポジティブであることをアピールしましょう。

「お店が倒産して家族離散したらしいよ」と暗い話をしてくる人には、「頑張って回復してもらいたいね」とポジティブな意見を言うこと。解釈の仕方が違うのだと態度を一貫させてください。

 

相手のよい部分を探す

人間はネガティブなことに影響を受けやすく、知らない間に自分も暗い話を好むようになってしまいます。そうならないためには、周りにいるネガティブな人を「ネガティブ」だと捉えず、相手のよいところを探してみましょう。

そんな前向きな考え方は自分にとってもメリットで、さらにプラスになります。暗い人は避けるよりも、適切な向き合い方が大切なのです。よい部分がひとつでもあれば、付き合う価値も理解できるようになるでしょう。

 

まとめ

暗い話が好きな人の心理は、どうしても理解できない部分もあるかもしれませんが、誰にでもネガティブになる要素はあります。もし暗い話を好む人がそばにいたら、自分のプラスのエネルギーをしっかり守り対処していきましょう。



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