理屈っぽい人の心理や性格・ネガティブオーラを発散する人とはこう付き合おう!

理屈っぽい人の心理や性格・ネガティブオーラを発散する人とはこう付き合おう!

理屈っぽい人の心理や性格は、他人には快く受け入れられるものではないかもしれません。しかしその人の心の中をきちんと理解すると、対処策も見つかりやすくなるはずです。

「どうしてそんな言い方をするの?」と思う相手がよくいますよね。理屈っぽい人が身近にいるとストレスが溜まりやすくなりますので、ネガティブなオーラに負けないためには、理屈っぽい人の心理を考えて対処しましょう。



理屈っぽい人の心理背景にあること

理屈っぽい人の心理や性格・ネガティブオーラを発散する人とはこう付き合おう!つまらないことにこだわる理屈っぽい人。言葉の使い方がねじれているため、ぶつかりそうになることもあります。そんな理屈っぽい人は、心理的に次のようなことが考えられますので、表面的な態度だけでなく内側からも相手を観察してみましょう。

 

柔軟的に考えられない

理屈っぽい人は、心理的に相手に歩み寄り、柔軟的に考えることができないためで、自分の考えを押しつけないと満足できません。たとえばグループ討論。

必ず自分の思いが通じるとは限らず、他者との譲り合いも必要です。理屈っぽい人は心理的に頑固なところがあり、違う角度から物ごとを見ることが苦手。

そのため自分の意思をなんとか伝えようと、理屈っぽい態度や言動になっているのです。

 

ストレスを抱えている

「理屈っぽい」というのは、正論を並べて物ごとを説明する人のこと。言っていることは間違っていないけれど、なぜか周囲の気分が不快になるのは、他人の気持ちや感情を重んじないところがあるからでしょう。

理屈っぽい人の心理背景は、ストレスや不安を抱えていることが考えられ、それを他人にぶつけたいために自分の考えを一方的に押しつけてきます。

理にかなっていないと自分の価値観で判断するので、周囲とぶつかることもよくあります。

 

プライドが高い

理屈っぽい人の心理背景でよく見られる特徴は、とてもプライドが高いこと。他人よりも優れていると自信満々で、考えることは常に正しいと思っているため、自分が中心にならないと不満を抱くのです。

理屈っぽい人はプライドがある人の中でも、さらに過剰な自尊心があるでしょう。他人から自分のプライドを指摘されるとかなり気分を悪くして、相手に反論してくることもあるかもしれません。

プライドは多少あるべきもの。しかしありすぎると、次第に孤立してしまう可能性があります。

 

コミュニケーションが得意ではない

理屈っぽい人は、心理的に他者とのコミュニケーションに苦手意識がありますので、わかりやすく言葉を選んだり表現したりできないことが原因。

意図的に相手の気分を悪くするつもりはないけれど、コミュニケーションが苦手なので誤解されてしまうパターンです。たとえば連絡事項。肝心な部分の説明が少なく、余計なことを細部まで説明してしまう人もいるでしょう。

理屈っぽくなったために理解してくれない人には、余計に遠回りのコミュニケーションになってしまうのです。

 

自己防衛したいため

できないことを素直に「できない」と言えない理屈っぽい人は、周囲に意外と多く存在します。たとえば恋人がいない人。なぜ恋人がいないか質問されると、「仕事が忙しいから」と理屈を述べて言い訳してしまいます。

そのような人は、心理的に自分を防御するモードに入っているためで、自分自身が満たされない時に不満を解消するために理屈を並べてしまうのです。

思い通りにならない場面、欲しいものが手に入らない時など、自分を庇いたいので理屈でごまかしています。

 

真面目すぎる

理屈っぽい人の心理背景は、とても真面目に物ごとを捉える傾向もあり、冗談が通じない人に見られていることもよくあります。適当に解決するのが嫌で、なんでも納得して説明できるまでとことん接しています。

真面目な人には緊張感を持って接するため、周囲も気を遣っているでしょう。そのため楽しいはずの会話もぎくしゃくしてしまい、理解できない会話になってしまうのです。

真面目すぎる人は何ごとも細部までこだわりますので、気軽な会話がしにくい存在になります。

 

他人を低く見ている

理屈っぽい人は、心理的に他人を下に見たい願望がありますので、相手を打ち負かすような話し方が特徴です。反論してくる人に対しては徹底的に攻撃し、あらゆる言葉を使って納得させるでしょう。

それは自分が相手よりも上の立場にいたいため。自分の満足度を高めるためなら、他人の感情を少し振り回してもいいと思っています。

 

自信がない

知識が豊富で、何を質問しても必ず適した答えが返ってくる人は、理屈っぽいところもあるでしょう。自分の正当性を強く主張してくることもあります。

それは心理的に自信がないことも関係していますので、弱い自分を知られないよう先手を打っているのです。自分の意見や考え方に自信が持てない時、多くの人は言葉少なになり、その場にいると居心地が悪く感じますよね。理屈っぽい人は反撃して、自信のない自分を守る準備ができているのです。

 

ネガティブな気持ちにさせる人との付き合い方

理屈っぽい人の心理や性格・ネガティブオーラを発散する人とはこう付き合おう!理屈っぽい人はデメリットだけでなく、付き合い方によっては相手の長所を活かし、よい人間関係を築くこともできます。ぶつかりやすいタイプではありますが、次のようなポイントを意識して付き合ってみましょう。

 

リーダー的な存在になってもらう

理屈っぽい人は、自分の理屈をしっかり聞いてくれる人を好みます。同じくプライドがあり、自分の意見を主張する人とはぶつかりやすいため、そんなタイプにはグループの中心になってもらい、物ごとを判断してもらうことも方法です。

それで間違った結果や方向になってしまったら、自分のスキル不足についても納得できるでしょう。理屈っぽい人とは、口論しても埒があかないことがよくあるので、自分が理屈っぽいことは自分で自覚してもらうのが一番です。

 

冷静に論議する

相手は正論を言っているのかもしれませんが、世の中はケースバイケースで、必ずしも正しい方法が上手くいくとは限りません。理屈っぽい人と反対の意見がある場合は、感情的にならず冷静に論議してください。

声を荒げてしまうと、さらに自分を防御したくなる理屈っぽい人とは、常に穏やかなコミュニケーションを意識することがオススメです。

 

相手の理屈を受け入れる

理屈っぽい人との付き合いは、相手の性格や心理背景を考え、直してもらいたいところもたくさんあるでしょう。しかし思考パターンは簡単には変えられず、まして他人から指摘されると余計に意固地になってしまいます。

理屈っぽい人を上手くかわすには、そのまま理屈を受け入れることもコツ。たとえ反論したい部分があっても、理屈っぽい人に理解してもらう価値があるかどうかが重要です。自分さえ納得していればそれでよしと解決してみましょう。

 

悪気がないと理解する

理屈っぽい人にネガティブな印象を抱いてしまうと、自然と付き合い方も否定的になってしまいます。相手が正しいことや理にかなったことを言っていても、嫌な人の意見は聞けなくなりますよね。

そうなるとあらゆるところでデメリットがあるとも考えられますので、悪気がなく理屈っぽいのだと、相手に思いやりの気持ちを持って接することもオススメです。

心を許した人には態度を変える可能性もありますので、相手に歩み寄ってもらうためにも、まずは自分からオープンに接してみることも必要ですね。

 

まとめ

理屈っぽい人の心理は、誰にでも共通する部分があるはずですが、相手に自分をどう理解してもらいたいかが鍵となりますね。価値観が違う人と話が合わないのは当然。

自分の理屈で他人を無理に納得させるのは、決してよいことではありませんが、理屈っぽい人が本当は何を相手に伝えたいのか、心理的な部分がわかるとガードも緩くなるでしょう。



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