仕事 目標 書き方

仕事における目標設定の書き方を説明(書き方のコツと例文あり)

仕事での目標設定は、今後仕事をしていくうえでかなり重要なものです。目標を決めるように、目上の人から言われた経験のある人も。
もしくは自分自身で目標設定をしなければいけないと、危機感を持つケースもあるでしょう。今回は仕事での目標設定について、詳しくお伝えしていきますので参考にしてみてください。



仕事の目標を設定するのが必要な理由

仕事の目標を設定するのは、とても必要です。なぜ必要なのかを理解したうえで、仕事の目標を書いていくようにしましょう。

仕事の進行について理解ができる

自分自身が進めていきたい仕事内容について理解をすることができれば、今よりも順調に仕事をしていけるでしょう。
現在の仕事の進め方について「これで問題ない」「これが最適な方法」と思い込んでしまうと、結果として効率よく仕事をすることが出来なくなるのです。
仕事の進行について理解できる人は、自分自身のスケジュール管理も上手にできるもの。
このため、目標設定をすることにより自分自身の仕事の管理の向上にもつながるでしょう。

希望を実現させることができる

「こういう仕事の仕方がしたい」「今よりもステップアップしたい」という希望を、希望のまま終わらせるのではなく、現実化していくのはとても大切です。
このためには目標設定は欠かせないでしょう。希望や憧れを持つのは、誰にでもできるのです。
でも夢や希望を現実化するには、今のままの曖昧な状態ではなく目標設定をして現在の自分について知ることが求められるでしょう。現状を把握してこそ、希望の実現につながりやすくなるのです。

仕事の目標設定をするのが苦手だと思う人が多いのはなぜ?

仕事の目標設定について、苦手だと思う人はとても多いです。なぜ苦手だと思うのかについて、よくあるケースをお伝えしていきましょう。

現状の仕事の仕方で満足しているから

現状の仕事の仕方で満足なので、無理に目標を設定する必要がないと思う人もいます。でも現状に甘んじてしまうと、それ以上の成長は無いのです。
これについて理解をしたうえで、更に自分の仕事の仕方に満足できるように、目標設定をしてみましょう。
現状の仕事でミスが無くトラブルがほとんどないのは、周りのフォローやサポートのおかげかもしれません。
助け合い支え合いながら仕事をしていくのは必要ですが、自分が率先して人を育てたり役に立ったりするためにも、目標設定をしてレベルアップを目指しましょう。

目標達成できるか不安だから

目標設定をしてしまうと、達成できるかどうか不安になりプレッシャーを感じてしまう人もいます。
この場合は目標を書くように指示をされても、辛く思ってしまうもの。
でも仮に達成できなかったとしても達成するために工夫や努力をした時点で、今までの自分よりも確実に成長ができているのです。
目標設定をして達成を試みる、この行動こそが仕事に対して積極的に向き合えていると思うようにしましょう。
このように考えると、仕事の目標を書くのが大切だと理解できるはずです。

目標設定におけるコツ

目標設定 コツ

目標設定において、知っておきたい「SMART」があります。これについては「SMARTゴール」として決めている人も多いので、参考にしてみてください。

SMARTとは?

「SMART」とは5つの頭文字を取り、目標達成を成功させるための方法と言われているものです。

Specific(具体的に)、Measurable(測定可能な)、Achievable(達成可能な)、Related(経営目標に関連した)、Time-bound(時間制約がある)。

つまりは誰が読んでも分かりやすい表現や言葉で書くこと(Specific)。
目標の達成について判断しやすいように定量化して示す(Measurable)。
希望や願望で終わらせずに達成できるものかを確認する(Achievable)。
職場や会社の目標に関連している内容かどうかをチェックする(Related)。
目標達成の期限について設定する(Time-bound)。

こちらの内容を意識して、目標設定をして目標達成を目指していきましょう。

目標設定を書くうえでの踏むべきステップ

目標を書くうえでは、自分自身がどうなりたいのかをイメージするのが必要です。イメージできるということは、これに対して強い思いを持っている可能性が高く、達成できる確率が高いと言えるでしょう。
まずは自分自身が到達できると思える目標から、書くようにしていきましょう。
最初から高い目標を設定することにより、逆にモチベーションを下げてしまうリスクがあります。
逆に低すぎる目標に対しては、自分自身の成長につながらない場合が多いと把握しておきましょう。

目標設定の例文

目標設定 例文

目標設定の例文についていくつかの種類や内容をお伝えしていきますので、実際に仕事の目標を書く時の参考にしてみてください。

営業職

・次月までに新規開拓のためのアプローチを増やし、取引先を3企業獲得する

時期を決めると、自分自身を追い込むことができます。過度ではなく適度に自分を追い込むのも必要に。そして新規開拓に対しても、目標を書くことにより再度自分の中で必要性を感じられるでしょう。具体的な数字を目標にすると、更にモチベーションが高くなります。

・来年度までに企業訪問を週に一度行うようにして、見込み顧客数を現在の2倍にする

現在の顧客の管理に追われてしまうと、見込み顧客へのアプローチに対して余裕が持てないケースがあります。
でもこのままでは、顧客数が増えずに減ってしまうリスクもあるでしょう。このため見込み顧客数を増やすべく、企業訪問の回数を増やすようにするのはとても意味のあることなのです。

事務職

・今月末までに業務日報のフォーマットを変更して管理時間の短縮につなげる

業務日報の管理の仕事の中で、フォーマットを変更すれば一時的には時間を要しますが、長い目で見ると結果として管理時間を短縮できるのでとても理想的です。
今までのフォーマットに慣れてしまうと、社員もこれを当然と思うケースがあるでしょう。でも見直しをすることができると、今までよりも仕事がスムーズに進めていけるケースもあるのです。

・3カ月後までに発注業務でのチェックを、都度2回ずつ行いミスを減らすように努める

発注業務の際にミスが起きているとしたら、ダブルチェックをすることによりミスを減らすのが可能になります。
例えば数名のチェックができる環境なら、その分ミスは減るかもしれません。
でも一人で全てチェックをしなければならない場合には、ダブルチェックをするのが必要となります。ミスを防ぐための方法としては理想的でしょう。

研究開発

・半年後までに隔週に1度は営業とミーティングをして納期遅れをなくす

営業職とのコミュニケーションは、研究開発をしていくうえでとても重要です。このためミーティングを行い納期遅れのないようにすることにより、社内においてのマイナスをなくすことができるでしょう。

達成するための目標設定をしよう

目標設定をしようと考えて、実際に設定したうえでこれにより満足をしてしまう人もいます。でも実際に目標設定は、達成してこそ意味があるのです。
このため自分の中での目標達成が具体的敵なものになるまで、しっかりと考えていくようにしましょう。
自分で納得して決めた目標なら、これについて達成する気持ちが強くなるのです。責任感を強く持つことにもつながるでしょう。
目標設定をしたのなら、目標に向かってできることから始めていくようにしたいですね。
キャリアにおける目標設定については、転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談をすることも可能です。
これによって、キャリアプランを設定することができるようになるので、自分自身の将来のために役立てるようにしてみましょう。

 

☆こちらの記事もチェックしてみてくださいね。

>>>仕事の目標が立てられない?(仕事の目標の立て方)

>>>仕事においてチャレンジするには?(新しい仕事へのチャレンジ)

 



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