仕事を休まない人の心理的特徴・がんばりすぎる本当の理由について

仕事を休まない人の心理的特徴・がんばりすぎる本当の理由について

仕事を休まない人は、心理的な視点で考えた場合にどのような理由があるでしょうか。仕事が山積みになっている時は、自分や周囲のためにも仕事を休むわけにはいきませんが、習慣的に「休み」をとることが後回しになっている人は世の中に多く存在します。

そこで今回は、仕事を休まない人の心理的特徴や、頑張る本当の理由について徹底的にご解説しましょう。



仕事を休まない人の心理的特徴について

仕事を休まない人の心理的特徴・がんばりすぎる本当の理由について誘っても「仕事が忙しいから」といつも断る人。何かにつけて仕事が言い訳になり、仕事を休まない人がいます。その場合の心理的な理由を早速見ていきましょう。

 

取り残される不安がある

仕事を休まない人の心理的特徴は、仕事をしないと周囲と差がつき、自分が取り残される不安があるため。仕事だけでなく、職場の人間関係にも追いつけなくなる恐怖があるので、自分が不在にならないよういつも神経を尖らせているのです。

決して仕事ができないわけではなく、職場で自分の居場所を確保しておきたい願望が強いのでしょう。自分のことを見逃されると怖いと思うのは、近年SNSが普及していることも関係しています。

自分だけが知らない、自分だけがチャンスを逃したなどということは、新時代の不安要素になっていますよね。

 

責任感が強い

仕事を休まない人の心理的特徴は、責任感が人一倍強いこと。やると公言したことは必ず最後までやり通し、自分の責任をきちんと理解して物ごとを進めています。

周囲から信頼を得やすいため、さらに仕事もどんどん依頼されるでしょう。きちんと最後までできないと劣等感を抱いてしまうため、ストレスを自分で生み出していることもあります。

たとえ急ぎの仕事でなくても、相手のことを思いいつも早めに提出。全力投球しているので、ふと気が抜けてしまう瞬間もあるかもしれません。

 

強い信念がある

具合が悪くても仕事を休まない人は、心理的に強い信念を持っていることが特徴です。仕事は休まずにやる、ということを美徳にしているので、他の人から見ると少し頑固に見えることも。

このようなタイプが職場の上司だと、有給を申請する時にとても苦労するかもしれません。いつも信念を持ち続ける人は辛いことにも対処しやすく、自分の信じることが原動力になっています。

 

罪悪感がある

人間には多少なりとも罪悪感を抱く習性があり、それがとくに強くなると仕事を休まない人の心理となります。会社を休み、誰かが自分の代わりに作業をしてくれるという状況。それは自分が休んだためであり「自分が悪い」と感じてしまいます。

本当は休みたいけど、休むと皆がいい顔をしないだろうと想像してしまうことも特徴。罪悪感が強い人は、基本的に他人に優しい心を持っていることが魅力ですが、そのために自分を苦しめることがよくあります。

 

できる人だと思われたい

仕事を休まない人の心理的特徴はプライドが高く、仕事ができる人だと思われたい願望が強いこと。皆から信頼されてどんどん仕事をお願いされるので忙しくて仕方ない、とアピールしているのです。

自分がいないと世の中は上手く回らないと飛躍した考え方をするので、何があっても仕事を休むことはないでしょう。一日でも休んでしまうと、その間にライバルに追い越される不安も抱えていますので、無理に仕事をしていることがよくあります。

 

頑張りすぎる人のタイプについて

仕事を休まない人の心理的特徴・がんばりすぎる本当の理由について仕事を休まない人は、心理的に頑張ることが習慣になっているのかもしれません。努力を続けることは大切ですが、頑張りすぎるとさまざまな弊害も出てくるでしょう。では頑張りすぎる人はなぜなのか、考えられる理由をご説明します。

 

完璧主義タイプ

仕事を休みたいけど休めない人は、完璧主義の場合がよくあります。自分にも限界があることがわかっていても、気づかないよう無視している人。

そのため疲労が溜まっていても、自分ならできると過剰な期待感を与えているのです。頑張りすぎる人は考え方の癖があり、違った角度から物ごとが見られないことが特徴。

頑張らずゆとりを持ったらどうなるか、逆の視点になれないため、いつも無理して全力投球しないと不安になるのです。

 

世話焼きタイプ

仕事を休まない人は、休んで他人に迷惑をかけたくない心理があり、そのためつい頑張りすぎています。その理由は、自分の領域を離れて他人のことまで世話してしまうため。

忙しいのに困っている人を見ると放置できず、最終的に自分のタスクが増えている状態です。相手に代わって物ごとを解決してあげたいので、責任感の線引きができていないともいえますね。

 

頑固なタイプ

絶対にこうだと決めたらそうしないと満足しない頑固なタイプ。自己流に物ごとは「こうあるべき」だという思い込みが強く、ある種の妄想で判断する場面がよくあります。

仕事を休まない人のように、会社は休むべきところではないという思い込み。無理してでも働くべきだと、自分だけのルールや罰則が出来上がっているのです。

 

仕事を休むことによるメリットは?

仕事を休まない人の心理的特徴・がんばりすぎる本当の理由について仕事を休まない人は、心理的な理由がとても大きな要因になっていますが、頑張りすぎることはデメリットもあり、仕事は休むべき次のような理由もあるので覚えておきたいですね。

 

生産性が高まる

有休をとる、ランチ休憩をきちんととるなど、休憩を適度に入れられる人は心身共に疲労回復が可能になり、さらに生産性が高まります。疲れたままで仕事をしているとミスもしやすくなりますので、結果的にミスを補う作業が増えて非効率的に。

忙しく暮らすスタイルが定着するのはメリットでもありますが、そのスタイルがパターン化されてしまうと、脳や体の疲れに気づきにくくなってしまいます。

わずか5分間でもいいので、忙しい時はテスクを離れること。残業が続く時は思いきって有休休暇をとり、気分転換もしてみることもよいでしょう。

 

集中力が高まる

仕事を休むと遅れをとりそうで不安になるのは誰しも同じこと。しかし前進するため頑張りすぎていると、次第に脳も疲れ気が散ってしまいます。

たとえばランチ休憩をせずに仕事を続けた場合。思考力が低下した状態で、さらに栄養補給しないまま働くので、仕事の質が低下すると想定されるでしょう。

早く仕事を終えたい時はきちんと休憩や休みを取り入れて、気持ちも思考力も仕切り直しが必要ですね。

 

人生が充実する

長期休暇がとれなくても、一泊の温泉旅行で気分転換することはできます。仕事を休むメリットは、現実世界から解放されて仕事以外の自分の人生が充実できること。

働いて生活することは、人間が生きていくために欠かせない大切な要素ですが、休めるのに休めない環境は時間を有意義に使えていない可能性もあります。

生きていてよかったと納得する生活とは、仕事のオンとオフのバランスがとれていることなのでしょう。

 

自信がつく

仕事を休むことは身体的な休息になるだけでなく、心の余裕も生まれるメリットがあります。罪悪感を抱かず、休みの必要性を理解して定期的に休憩すること。

そして困った時に他人を頼りにしたり、逆に休みの人の代わりになってあげたりするなど。助け合いの関係が築けることは、自分の存在意義を知り自信へとつながります。

 

まとめ

仕事を休まない人は、心理的に承認願望が強いのかもしれません。職場で自分がどう評価されるか、仕事内容だけでなく働き方も気になる部分ですよね。

休憩せずに頑張る人がいいのか、それとも休憩をとりながら効率的に働くのか。考え方は色々とありますが、自分が頑張りすぎないよう、客観的に判断することも必要ですね。

 


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