英語を使う仕事がしたい！転職市場で人気がある仕事を徹底解説！
英語を使う仕事は世の中にたくさんありますが、転職する場合は自分のレベルを把握して、ぴったり合う求人を見つけることが大切です。
グローバル化が進む日本の社会では、英語はどのような企業も大切に考えるスキルのひとつ。英語が好きな人やスキルがある人にオススメの仕事について、早速ご紹介していきましょう。
ホテルスタッフ
ホテルスタッフは、ゲストの方が快適に宿泊できるよう、細心の注意を払い最高のおもてなしをする仕事です。仕事内容は色々とありますが、英語を使う仕事がしたい人にとても人気があります。
フロント業務
ホテルスタッフの中でもとくに「フロント業務」は、海外からのお客様とやりとりをすることもあるため、英語力が求められるケースが多いといえます。
日本を訪れる外国人は増加傾向にありますので、都心に限らず各地でホテルのフロント業務は英語力が必要。ホテルスタッフは英語だけでなく、中国語や韓国語など、あらゆる語学のスキルがあると有利になります。とくに英語の重要性は、今後も変わらず大切に考えられているでしょう。
ホテルスタッフに必要なスキル
ホテルスタッフは、日常的な英会話力までは必要とされていないルームサービス業務などもありますが、フロントの場合は「TOEIC」が500点以上あると有利になります。
英語を使う仕事がしたい人にはとても魅力的な職種ですが、それ以外にも求められることがいくつかあります。ホテルはおもてなしの質が何よりも大切なので、細やかなサービス精神、柔軟にお客様の要望に応えるフットワークなどが求められるもの。
またホテルはフロント、ルームサービス、ベルボーイなど、あらゆるポジションとのつながりが大切なため、チームプレイが得意な人にもオススメです。
通訳
メディアに登場する機会も多い通訳の仕事は、レベルによってアテンダンド業務から本格的な国際会議の同時通訳まで、とても幅広いことが特徴です。ダイレクトに英語を使う仕事がしたい人や、英語力に自信がある人にオススメの仕事になります。
通訳の仕事について
通訳の仕事とは、言語が異なる人同士の間に入り、コミュニケーションをサポートする仕事。ビジネスでは会議やプレゼンの通訳、エンターテイメントなら外国人タレントのインタビューの通訳などがお馴染みです。
通訳の手法としては、発言した文章を一定の長さで区切り、訳したものをメモしながら相手に伝える「逐次通訳」や、発言者と同時に訳していく「同時通訳」などがあります。
シチュエーションにより、長時間にわたる国際会議などは交代する場合や、一時間ほどの通訳を一人で担当することもあります。
通訳に求められる英語力
英語を使う仕事がしたいと思っても、英語が好きなだけではできないものもあります。通訳はかなり高い英語力が求められる仕事で、英検1級、「TOEIC」900点以上が目安とされています。
通訳の求人を見ると、資格のレベルを条件にしているところは少ないとされていますので、誰でも挑戦することは可能かもしれません。
しかし即戦力が求められる場合は、英語に関する仕事の経験やスキルは問われるでしょう。通訳の仕事は企業内で通訳者として働く場合、月収は30万円前後が目安となります。
フリーランスの通訳の場合は案件によって異なり、年収の目安は300～600万円といわれています。興味がある人は、まず企業内の通訳の求人を検討してみるとよいでしょう。
貿易事務
日本は諸外国からの輸入が多く、貿易関連の仕事は英語を使う仕事がしたい人にもかなり人気があります。
貿易事務の仕事について
貿易事務の仕事は、外国企業との輸出入の際に必要な事務手続きをすることで、輸出入には通関や外国為替などの専門知識が求められます。
一般的な事務とは違った事務処理が必要になり、貿易事務は大きく分けると「輸出」「輸入」の2つの業務となります。書類も国内の取引では使わない信用状や船荷証券などもありますので、一連の流れを総体的に理解して、自分がどの部分を担当しているか把握すると、仕事のやりがいを感じられるでしょう。
貿易事務として働くのは、主に商社や通関業者などがあります。他にも航空会社や荷主と輸送業者の間を取り持つフォワーダーなども、貿易事務の勤務先として注目されていますね。
貿易事務に必要な英語力
貿易事務とひと口に言ってもあらゆる仕事がありますので、必ずしも高い英語力が求められるポジションばかりではありません。たとえば通関業者なら日本企業とのやりとりをする仕事もあり、英語力はさほど意識しなくても大丈夫でしょう。
しかし貿易事務は、書類のほとんどに英語が関係してきますので、最低限の読解力や単語力があるほうが有利。一般事務から貿易事務に未経験で転職するのも可能で、その場合の年収は一般事務と同じくらいとされています。
通常の貿易事務や英文事務なら、求められる英語力は「TOEIC」600～700点、年収は300～400万円です。
英会話講師
英語を学びスキルアップしたい人や、趣味で英語の勉強をしたい人はたくさんいるでしょう。英会話講師は、英語を使う仕事がしたい人に人気がある職種のひとつで、勤務地や働き方もあらゆる選択肢があることが特徴です。
英会話講師の仕事について
英会話の講師は、学校の英語教師とは違い、教員の資格を持っていなくても仕事に就くことが可能です。語学スクールでは研修システムが充実しているため、未経験からもスタートできる可能性があります。
ただし英会話講師は、英語を教えるだけの英語力や表現力は最低限求められますので、教える相手が子供の場合はコミュニケーション能力なども求められるでしょう。
英会話講師はただ英会話を教えるだけでなく、レッスンで扱う題材や教材の準備、他の講師との打ち合わせなど、念入りなスタンバイも必要。
スクールによっては、教室の清掃から準備まで一人でこなさなければならない場合もあります。
英会話講師になるには？
英語を使う仕事がしたい人や、教える仕事に興味がある人、または小さい子供が好きな人には、英会話講師はとても魅力的な仕事になるでしょう。
求められるスキルは「TOEIC」600点以上が好ましいとされています。帰国子女の方のアルバイトとしても人気があり、オンラインスクールもありますので、柔軟な働き方ができることも魅力ですね。
英会話講師の平均的年収は350万円。異業種から転職する場合は、子供向け英会話スクールのアシスタントなどからスタートしてもよいでしょう。
英会話力もあり、初対面でも接しやすいタイプなど、どのような講師を目指すかの目標を立てておくことをオススメします。
英語を使う仕事へ転職するポイント
英語を使う仕事をしたい場合は、次のポイントを考えながら有利に転職活動をしてください。
スキルや経験をアピール
求人によって求められるTOEICのスコアのレベルなどがありますが、英語を使う仕事は経験がとても重視されます。たとえば海外で過ごした経験などは、転職で有利にアピールできるポイントになりますので、自分の強みをきちんと明確にしておきましょう。
働くエリアに特化した職種を選ぶ
商社や英会話スクールのように都心部に集まっている職場、湾岸や空港にある通関業者など、お住まいの地域の近くにアクセスしやすい職種もあるはず。
英語を使う仕事はあらゆる視点から選択ができますので、困った時は転職エージェントに相談して、働くエリアから選ぶこともオススメです。
まとめ
英語を使う仕事がしたい人は、さらにスキルアップするよう、転職活動中も英語の勉強を続けておくと安心です。未経験でもサポートしてくれる仕事はたくさんありますので、英語をどのように使うか、自分の情熱を上手く活かしてくださいね。
