やる気が出ない心理になるのは?何もしたくない日に気分を高めるコツ

やる気が出ない心理になるのは?何もしたくない日に気分を高めるコツ

やる気が出ない時は、心理的に考えられる理由から改善していくと、前向きな気持ちを取り戻すことができます。仕事に行きたくないと、いつまでも布団から出られない経験は誰しもあるでしょう。

やる気が出ないのは肉体的な疲労だけでなく、心が疲れているのも原因です。無理やり自分に活を入れても、そんな時は思うように一日が過ごせないかもしれません。

そこで今回は、やる気が出ない心理について詳しくご解説しますので、気分を入れ替えたい時にぜひ参考にしてください。

 

やる気が出ない心理特徴について

やる気が出ない心理になるのは?何もしたくない日に気分を高めるコツなんとなくやる気が出ない…そんな時はどのようにして過ごしますか。休日なら一日寝て過ごしても問題ありませんが、もし月曜日の朝なら気持ちを引き締めて会社に行かなければなりません。

やる気が出ないままでは仕事のミスも増えてしまいますし、人と話すことすら億劫に感じる場合も。ではやる気が出ない心理について、考えられる理由をご説明しましょう。

 

嫌なことがある

嫌なことがあると直面したくないので、自然と避けて通ってしまいます。仕事で上司に叱られた翌日など、また同じミスをしないか不安になりやる気が出ない心理になります。

嫌な場面は必然的に考える機会が増えるため憂鬱になり、そんな環境から思わず目を背けたくなるでしょう。やる気が出ないのは、何か引っかかるところがあるためです。

 

意思に反しているため

やる気が出ない心理背景は、自分の意思に反してやらなければならない物ごとがあるためです。旅行や趣味の時間などやりたくてやることなら、無理にやる気を起こさせる必要は全くありません。

しかし仕事のように「やらなければならない」「行かなければならない」という意思に反した物ごとは、やらされているプレッシャーがありやる気が湧かないのです。楽しめる要素があれば、多少はモチベーションがアップするかもしれません。

 

マンネリしてつまらない

やる気が出ないのは仕事や人間関係、結婚生活など色々な場面が考えられるでしょう。長い間同じことを繰り返していると、刺激不足になりマンネリするのは仕方ありません。

すると必然的にやる気が出ない心理が働き、全てがつまらなく感じてしまうのです。たとえば好きな映画。最初は繰り返し観ても感動しますが、何回も観ているうちに飽きてしまいますよね。

マンネリはどんなに楽しいことでも、継続するといつかやってくるもの。飽きないためには、適度な刺激が必要なのです。

 

責任を感じすぎている

グループのリーダー的存在の人は、自分が抱える責任が原因でやる気が出ない心理が働く場合があります。失敗できない場面など、過剰な責任感を持ちすぎて、自分を責めているケースもあるでしょう。

責任感が強い人はなんでも自分のせいにしてしまい、失敗しないために必要以上に自分自身にプレッシャーをかけています。

本来なら肩の力を抜いてできることも緊張してしまい、逆にやりたくなくなるのです。そんな状況に気づかず走り続けると、精神的に疲れ果ててしまう可能性もあるでしょう。

 

達成感を味わいたい

新規プロジェクトを完成させ、自分なりに達成感を覚えた場合は、次に何も手につかなくなる場合があります。燃え尽きた状態で、今はゆっくりと休憩するのが必要なのかもしれません。

達成感を味わうと精神的だけでなく、体のエネルギーも燃焼する可能性がありますので、疲労したと感じる場合もあります。次の新しいことに向かってやる気を出すべき時なのに、なぜか力が入らないのはとことん何かをやり尽くしたからなのです。

 

仲間外れにされている

周囲から必要とされている環境と、孤立してしまう場合ではやる気も変わってきます。たとえば職場の空気が和気あいあいとしていないと、社会の仲間外れになったような心の痛みを感じますよね。

自分を必要としてくれていると実感できない環境では、仕事にも力が入りません。自分の行動を制限するには、ある程度のメリットがないとできないもの。

仕事のように働かなければならない環境で、しかもチームの一員になれない場合は、好きな作業もやりたくなくなるでしょう。

 

身体的な疲労がある

やる気が出ないのは心の疲労だけでなく、体が疲れているために上手くいかないのも考えられます。山積みの書類を片づける時、最初はモチベーションも高くどんどんこなせるはずですが、残業続きで心身共に疲れてくると手をつけるのが嫌になってきます。

頭が働かなくなり、考えること自体がとても負担になっています。体と心は切り離せないので、やりたいのにできない状態は休息が必要なサインです。

 

何もしたくない日のモチベーションを高めるコツ

やる気が出ない心理になるのは?何もしたくない日に気分を高めるコツやる気が出なくても、やらなければならない物ごとは毎日たくさんありますよね。嫌々時間を過ごすよりも、そんな時はモチベーションを高めるコツをマスターして快適に過ごしてください。

 

原因を考える

やる気が出ない心理が働く場合は、何かしら原因やきっかけがあるはずです。無理をしてやり通すよりも、まずは根本原因を探ってみましょう。

働く環境に問題がないか、人間関係で嫌なことはないか。仕事のやる気が起こらない場合は、気になる内容がきっとあるはずです。

モチベーションをアップしたい時は、できない原因を排除するのが最初のステップ。肉体的に気になるところがある場合は、健康状態を整えて再度向き合ってみましょう。

 

じっとしない

やる気が出ない時は何もしたくないので、座ったままや寝たままの状態が続きます。気分的にやる気が湧かない時は、まず身体的なやる気スイッチを入れるのがコツ。

じっとせずに手を動かしたり、本を読んだりして動かしてください。オフィスにいる場合は周辺を少し歩いたり、窓を開けて外の空気を取り込んだりするのもよいでしょう。動きが停まると頭の回転も遅くなり、よい解決案が生まれないかもしれません。

 

思い込みをなくす

自分がやらなければならない、何かあったら責任をとる必要があるなど、過剰な思い込みはやる気が出ない心理になります。思い込みは自分の行動を制限するため、考え方の方向を変えてみるとよいでしょう。

たとえば「目標達成のためにやらなければならない」とプレッシャーを感じている場合は、逆に達成できない場面を想定して次の策を考えると、かなりストレスが減る可能性も。思い込みや固定観念が強い人は、疲れてやる気が出なくなります。

 

デスクの上を整理しよう

視覚的に散らかっていると、頭の中が整理できなくなるケースがあります。やる気が出ない時は、まずデスクの上を整理整頓してみましょう。すっきりとした環境になると、やる気が湧いてくるかもしれません。

些細なきっかけが、モチベーションを高めるコツになります。デスクの上に花を飾る、新しいペンを使うなど、気分転換が大切です。

 

ポジティブな意義を考える

やりたくない作業をする場面や、嫌いな人と付き合わなければならない時など。人は嫌な物ごとをする場合に、どうしてもやる気をなくしてしまいます。

仕事はその中のひとつで、嫌でも毎日働かなければならない理由は色々とあります。逆に嫌でもポジティブな意義を見出すと、やる気が回復する場合もあるでしょう。

仕事の場合は働けば給料がもらえる、あらゆる人と働きながら交流できるなど。前向きに取り組める理由をひとつでも見つけられれば、やる気は維持しやすくなります。

 

まとめ

やる気が出ない時があっても当然。メリハリのある生活を意識して、適度な休息をとりながら気持ちの入れ替えを心がけてくださいね。

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