事務職によい資格一覧・転職で有利になるものはこれだ!

事務職によい資格一覧・転職で有利になるものはこれだ!

事務職に有利な資格は色々とありますので、転職後も活躍できるよう今からプランを立ててみませんか。転職市場で求人数が多い職種のひとつが事務職。

未経験でできることも多く、専門的な資格について考えることは少ないかもしれません。しかしキャリアを伸ばすためには、資格取得はとてもメリットになると考えられます。

では転職が有利になる、事務職によい資格について詳しくご紹介していきましょう。



事務職にオススメの資格について

事務職によい資格一覧・転職で有利になるものはこれだ!事務職はファイリング、顧客対応、資料の作成などデスクワークの代名詞的な仕事で、事務職で働く人の数はとても多く存在します。

転職を考える際に、少しでも有利に活動するためにはスキルや経験、さらに資格は判断材料になるでしょう。では事務職にオススメの資格について、詳しくご紹介していきますね。

 

事務職に資格は必須?

そもそも事務職として働くために、資格は必要なのでしょうか。そんな疑問を抱きながら、キャリアチェンジを考えている人もいるでしょう。

事務は資格よりも経験が重視される傾向がありますが、資格があれば優遇されることは間違いありません。また事務職は企業が人手不足で、急に引き継ぎのスタッフを探すこともあり、即戦力が求められる場合も。

このような背景を考えると、事務職の転職は資格取得したほうが、未経験でも有利になると考えられますね。

 

日商PC

日本商工会議所が実施する検定で、この資格はさらに「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」の3分野に分けられています。それぞれ1~3級があり、転職で有利になるのは実務に役立つ2級以上がオススメです。

文書作成は、Wordのスキルや取り扱い能力。データ活用はExcelのデータ分析やグラフ作成、プレゼン資料作成はPowerPointを使うプレゼン資料の作成スキルが問われます。

試験は実技と知識の2科目、どちらも70%以上で合格といわれています。難易度は2級で平均68%といわれていますので、事前に問題集やテキストを使った勉強は必要ですね。

普段から仕事でマイクロソフトofficeを使っている人なら、かなり馴染みがあるかもしれません。1級は年に数回しか開催されず、合格率も30%前後で難関とされています。

 

秘書検定

秘書検定は社会人としての一般常識や、マナーを身につけるための資格なので、秘書を目指す人だけのものではありません。秘書検定は1級から3級まであり、1級には準1級というものも存在し、転職や就職に有利になるといわれています。

準1位級以上になると面接試験がありますので、その機会を使い就職の面接練習として活用する人もいるようです。難易度は準1級で約40%、2級で約50%。

面接試験では言葉遣い、立ち振る舞いなどがチェックされますので、苦手な部分はしっかりと事前に強化しておきましょう。学科試験は記述式と択一式が半々。

勉強期間は3か月~半年ほどは、きちんと準備しておいたほうが安心です。ビジネスマナーが身につくため、事務職以外でも有効な資格といえるでしょう。

 

日商簿記

事務職によい資格で、毎年60万人ほどが受験する人気の高い資格です。ということはそれだけ企業でも求めているとわかりますので、転職する際には考えておきたい資格になるかもしれません。

日商簿記は経理の基本がしっかりと詰まった資格で、転職に有利になるのは2級。3級は簿記の基礎的な部分を問われるレベルで、2級になると難易度はぐんと上がります。

2級の合格率は20%前後。気軽に挑戦できる資格ではありませんが、取得すればかなりの強みになるはずです。簿記3級をすでに持っている人なら、3~4か月ほど勉強すれば2級を取得するのは可能かもしれません。

テキストや参考書を購入して勉強したり、アプリを使って隙間時間に勉強したりするのもよいでしょう。

 

TOEIC

グローバル化している日本のビジネス界。外国語が話せる人は、転職で有利になることは間違いないでしょう。とくに英語は世界的に使える言葉。

世界150か国で実施される、公平公正に英語力を評価するテストとして有名なTOEICは、転職で有利になります。テスト内容はリスニングとリーディング。

評価は点数になるため、転職で企業が何点以上と条件を提示してくる場合もあります。英語を使う職場なら700点以上、外資系やグローバルな企業なら800点以上あると有利になるでしょう。

勉強方法はあらゆるタイプがあり、アプリやテキスト、また講習会やオンラインスクールに通うこともできます。学生時代に勉強した経験がある人は、転職の際にさらにスコアアップを目指すとよいかもしれません。

 

ビジネス文書検定

ビジネスでは、普段の言葉遣いや話し方ではプロ意識に欠けるため、適切な表現やマナーを身につけることが求められます。ビジネス文書検定とは実務技能検定協会が実施する民間資格で、定型句や書類作成能力の技能を評価するための資格です。

文部科学省の後援もあり、とても注目されている資格。1級~3級までのレベルがあり、1級の合格率は約37%、2級は約63%、3級は約87%となっています。

1級になると実技問題でビジネス文章を書く問題もありますので、しっかりと対策が必要です。勉強方法は、公式テキストと問題集を使うのが一般的。

暗記できる問題も多いため、繰り返し学習を繰り返しケアレスミスしないことがコツです。

 

MOS

この資格はマイクロソフト・オフィス・スペシャリストの略で、Word、Excel、PowerPoint、access、Outlookのスキルを証明するもの。

事務職ではパソコンスキルを問われるケースが多いので、この資格があるとパソコンが使えるというだけでなく、ピンポイントで自分のスキルをアピールできます。

内容はソフトウェアごとにバージョンがあり、WordとExcelは一般と上級の2種類がありますので、他の資格とセットで取得するとさらに有利になるでしょう。

この資格取得のために勉強すること自体が、実際の事務業務のレベルアップにもつながるはずです。

 

資格取得する際に考えておきたいこと

事務職によい資格一覧・転職で有利になるものはこれだ!事務職は専門的な職種とは違い、転職活動で有利になる資格の種類はとても幅広く存在します。事務職の転職で資格取得を考える場合は、次のポイントを抑えておくと勉強したい資格が見つけやすくなるでしょう。

 

仕事に活かせる資格

事務職によい資格はパソコン関連、外国語関係、経理、医療事務など専門性によって有利な資格が異なります。活かせる資格を取得するためには、まずどのような仕事をしたいのか、具体的に考えることが必要ですね。

資格をとってから仕事を選ぶのではなく、やりたい仕事に合わせて資格を考えること。そうしないといつまでも資格取得の目標が見えないため、まずはキャリアプランをイメージしてみましょう。

 

自分に合った勉強方法

転職のために資格取得するなら、仕事をしながらの勉強になるためなかなか捗らない場合や、途中で断念することも考えられます。

勉強は効率的に行うのがコツで、自分に合う勉強方法を見つけてください。短期間で取得するなら、オンラインスクールで学習するのもよいでしょう。

長期的に取り組むなら、独学も方法のひとつ。試験内容に合わせてテキストなどは市販されていますので、興味のある資格はまずテスト内容を参考までにチェックしておくとよいかもしれません。

スマホのアプリで勉強できる資格もありますので、通勤時間や休憩時間も活用できますね。

 

転職を目標にする

事務職によい資格を取得するのは、転職を成功させることが目的でしょう。中には資格取得を趣味にしている人もいますが、転職の場合は本来の目的を見失わないよう注意してください。

スキルアップに資格取得はとても大切ですが、そのためだけに時間を費やしてしまうと、転職活動が上手くいかないこともあります。

 

まとめ

事務職によい資格は、まだまだたくさんあります。ビジネスマナーをはじめ、特定の事務に適した資格などもあるので、やりたい仕事を見つけながら同時に有利な資格を選んでくださいね。



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