webデザイナーになるには資格は必要?仕事内容や目指すための基礎知識を解説

webデザイナーになるには資格は必要?仕事内容や目指すための基礎知識を解説

webデザイナーになるには、スキルや経験など、どのようなものが必要になるのでしょうか。今の時代を先行くカッコいい仕事として人気があるwebデザイナーですが、関連する技術やソフトウェアなどは日々進化して、あらゆる知識やスキルが必要不可欠に感じますよね。

そこで今回は、未経験からwebデザイナーになるにはどうすればよいか、基礎知識について徹底的にご解説していきましょう。



webデザイナーを目指すために必要なこと

webデザイナーになるには資格は必要?仕事内容や目指すための基礎知識を解説webに関する仕事は多数あり、その中でもとても人気があるwebデザイナー。デザイン担当者は、自分が作ったものを見てもらえると思うと、やりがいを感じながら仕事ができそうですね。

では未経験からwebデザイナーになるには何が必要か、重要なポイントからご説明しましょう。

 

webデザイナーの仕事内容

webデザイナーになるには、まず基礎的な仕事内容を理解しておきたいところ。花形職業のように見える仕事でも、実際はあまりにも細かくて想像とは違ったということもあるかもしれません。

webデザイナーは簡単に説明すると、クライアントから依頼を受けてwebサイトをデザインする仕事です。私たちが普段ネットで閲覧するさまざまなサイト。

それらが出来上がるまでには、あらゆる人が関わっています。とくにデザインは第一印象で相手を惹きつける意味もあり、とても重要なところでしょう。

クライアントからの依頼だけでなく、会社に所属するデザイナーは自社サイトの制作なども行います。主に分けると3つの仕事があり、ひとつは「ユーザー・インターフェース設計」で、PCやスマホでユーザーが操作しやすいように設計すること。

次は「グランドデザイン」と呼ばれるグラフィックの制作で、もうひとつはJavaScriptやHTMLなどのコーディング作業があります。

 

webデザイナーの給与

webデザイナーの給与ですが、年収で見ると最も多いのが全体の30%弱となる400万円台。続いて300万円台、500万円台が相場になります。

webデザイナーの働き方は、企業に所属、派遣やアルバイト、またはフリーランスとして働くのも可能。それにより年収は若干異なりますが、社員なら年収は400万円台が一番多くを占める相場になります。

年収1000万円台になるのは、全体の5%程度と少数派ですが、フリーランスのように個人で人脈を広げて実績を積んでいった場合は、高額収入が獲得できる可能性も。

バイトだと業務の難易度により変わりますが、1000円~2000円の時給が多いようです。

 

webデザイナーになる方法

webデザイナーになるには資格は必要?仕事内容や目指すための基礎知識を解説webのデザインは、簡単なツールやシステムが増えているため、デザイナーの将来性はどうなのか不安に思う人もいるはず。しかし基礎的な感覚やセンスは、webデザイナーでないと発揮できないスキルなので、将来性は高い職業といえます。

webデザイナーになるには何通りか方法がありますので、全く違うフィールドから転職する場合には、自分に合った方法でwebデザイナーの道を切り拓いてみましょう。

 

新卒

学生時代からwebの勉強をしておくことが、一番webデザイナーになりやすい道かもしれません。美術・芸術大学などでデザインや情報学を学んでおくと、新卒採用でweb制作会社などに有利に就職ができます。

新卒採用でキャリアをスタートしたい場合は、大学のカリキュラムや就職先などの実績をチェックして、情報収集しながら大学選びをしましょう。

 

専門学校

webデザインが学べる専門学校やスクールが近年とても人気があり、通信制と通学制がありますので、すでに社会人として働いている人でも勉強しやすい環境が整っています。

webデザイナーの仕事に興味がある人は、未経験でいきなり飛び込むわけにはいきませんので、スキルや知識を身につけたほうが転職で有利に。

専門学校に通うと、web制作で使うソフトウェアを安く購入できることや、就職に関するサポートを受けられるメリットも期待できるでしょう。

キャリアチェンジのために勉強したい人は、自分に合った受講スタイルを考えてみてくださいね。

 

独学で学ぶ

学校に通う時間がない人にオススメなのは、独学で勉強する方法。webデザイナーになるには、必ずしも専門課程を修了しなければならないわけではありませんので、web制作に必要なスキルを自分でできるところまで習得してみましょう。

最近は仕事をしながら独学でwebデザイナーの勉強をする人も多く、無料の学習サイトを活用したり、書籍で勉強したりすることも可能です。

まずソフトウェアの操作を学び、コーディングができるようになったら、無料サーバーを使ってウェブサイトを立ち上げてみてもよいかもしれません。

ある程度の制作スキルが身についたら、未経験でもできるバイトを始めて正社員になる道もあります。

 

資格や検定試験について

webデザイナーになるには資格は必要?仕事内容や目指すための基礎知識を解説webデザイナーになるには、資格があると就職や転職で有利になります。興味がある人は知識を深めるためにも、次のような資格を参考にしてみましょう。

 

ウェブデザイン技能検定

webデザイナーになるには実績や経験が重視されますが、資格や認定などはあったほうがもちろん有利です。ウェブに関わる全ての人を対象にしている「ウェブデザイン技能検定」とは国家検定制度のひとつで、厚生労働省より指定を受け、インターネットスキル認定普及協会が実施するもの。

実技と学科試験で構成され、ウェブデザインに関する技能や知識などが問われる検定になります。等級は1~3級までありますので、現在webサイト制作に興味を持っている人は、3級から挑戦してみましょう。2級と1級は、実務経験などの受験資格があります。

 

HTML5プロフェッショナル認定資格

webデザイナーになるには、サイトのアート的なデザインだけでなく、技術者としてアプリ開発等も手掛けられるよう専門的なスキルも求められます。

この認定資格は、webデザイナーのスキルアップとして人気があり、webデザイナーやコーダーとして仕事の幅を広げたい人にも必要とされています。

認定制度はレベル1とレベル2があり、プロフェッショナルのwebデザイナーであることを証明できるもの。HTMLやJavaScriptなど、最新マークアップに関する知識や技術を認定します。試験の所要時間は90分で、方式はコンピュータベーステストで行います。

 

webクリエイター能力認定試験

webデザイナーになるには有利な資格はたくさんありますが、中でもwebサイト制作におけるコーディングやデザインのスキルを認定する人気の資格が「webクリエイター能力認定試験」です。

HTMLとXHTMLの二つに対応したスタンダードとエキスパートがあり、エキスパートはサイトの見やすさや利便性などを考慮した、動きのあるサイト制作スキルが問われます。

比較的難易度が低い試験なので、まず何か資格を取得したい時に最初にチャンレジすることもよいでしょう。

 

webデザイナーの勉強に必要なパソコンとは?

webデザイナーになるには、多少なりとも知識を身につけるために、パソコンのスペックも考えておきたいところです。webデザインはインターネットを通常に閲覧する以外にも、画像や動画編集のためにCPUスペックが重要。

またPhotoshopなどのグラフィックソフトは、将来的にデザイナーとして働きたい人も使いこなせると便利でしょう。また転職活動では、自分が制作したwebサイトをポートフォリオ形式でまとめて提出することもありますので、専用のツールを上手く使えるようにしておくと安心です。

 

まとめ

webデザイナーになるには、学校に通うか独学にするか、自分に一番合う方法を選んでください。未経験でも可能な求人も多くありますので、転職エージェントで相談してみることもオススメです。

あらゆるアプリやツールがありますので、webデザイナーの仕事の雰囲気を掴むために、自分なりに体験してみるとよいかもしれません。



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