締め切りギリギリの人の心理はなぜか・やきもきさせる人には理由があった?!

締め切りギリギリの人の心理はなぜか・やきもきさせる人には理由があった?!

締め切りギリギリの人は、心理的に動けない理由があるようです。私たちの普段の生活では、時間に追われてできないことはたくさんあり、とくに仕事で締め切りを守ることはとても重要で、自分のキャリアや人生観にも影響を与えるでしょう。

時間を守ることは一見簡単そうですが、場合によってはスケジュール通りに行動できない人もいるようです。そこで今回は周囲をやきもきさせる、締め切りギリギリになる人の心理についてご解説しますね。



締め切りギリギリになるのはなぜか?

締め切りギリギリの人の心理はなぜか・やきもきさせる人には理由があった?!やらなければならないことがあっても、直前にならないと始めない人。締め切りをわかっているのに守らない人。こんなタイプは周囲に必ずいるはずですが、心理的に考えられる理由をまずは見ていきましょう。

 

不安を抱かない

締め切りギリギリの人は、心理的に「もしも」の場合を考えない傾向があり、締め切りに間に合わなかったらどうなるか先を想定してしません。

締め切りをきちんと守るタイプは、無意識にルール違反した場合の感情的な不安や焦りを抱き、慌てて物ごとを進めようとしています。

きちんと提出日までにやらないと怒られる、他人に迷惑がかかるなど、一種の恐れがあるため、締め切りをとても大切に受け止めている傾向があるのです。

たとえば宿題。明日までにやるという締め切りがあってものんびりやる人は、先生に怒られることに不安を抱いていない心理状況があります。そのため原動力になる理由がなく、締め切りギリギリになっているのです。

 

モチベーションがないから

締め切りギリギリになる心理背景には「モチベーション」が関係していますので、やらないことが目の前にあってもやる気がないのでできない状態。モチベーションがアップしたら取りかかろうと思っています。

このタイプはやる気が原動力になっているので、やりたくないことは後回し。それが仕事であっても、無理やりやるくらいなら締め切り後にモチベーションを高めて、きちんと達成したいと言い訳じみたことも考えているでしょう。

締め切りがずっと先のことは、今すぐやらなくても大丈夫。カウントダウンが始まると、急にスイッチが入り慌ててやる人もいます。結果的に時間に間に合わず、周囲に迷惑をかけてしまうパターンです。

 

慎重すぎるため

締め切りギリギリになる心理背景には、とても慎重に物ごとを進めるためで、時間が迫っていることを把握していても、丁寧すぎて間に合わない状況があります。

やることが遅いと周囲から怒られることもあり、もっとスピーディに片づけたいのですが、丁寧な考え方は自分のポリシーに反するので手抜きができない状態。

悪意があって締め切りギリギリになるわけではないので、周囲にももう少し大目に見てほしいと思っているでしょう。

 

自分に甘い

提出日になっても書類を提出しない人、集合時間になっても集まらない人など、世の中には団体行動を乱す人が必ずいますよね。締め切りとは理由があるために設定されるもの。

ギリギリになる人はとても自分に甘いところがあり、嫌なことや面倒なことは避ける傾向があります。締め切り日を提示されても、間に合わないからできないとあっさり諦めてしまうタイプ。

たとえば仕事なら、残業して間に合わせることが可能でも、やりたくないからと締め切り日を無視してしまいます。自分がとても可愛いので、苦労させたくない心理状況がありますね。

 

自信があるため

締め切りギリギリになる心理背景には、過去の成功体験が関係していますので、以前に締め切り直前に間に合わせたことがある人は、自分なら必ずできると自信過剰に。

必ず間に合うという成功体験が続くと、次第に締め切り日も無意味になってしまい、慌てて終わらせることに満足感を得るようになっているのです。

ゲーム感覚なところもあり、わざと直前まで待ってから手をつける人もいるでしょう。成功体験の積み重ねは、自己肯定の原動力になりますが、失敗するとこのタイプはかなりショックを受けるはずです。

 

締め切りギリギリの人にお願いする際のコツ

締め切りギリギリの人の心理はなぜか・やきもきさせる人には理由があった?!時間を守らずやきもきさせる人に何かお願いする時は、次のコツを活かすと上手くいく可能性があります。心理的な理由を考慮して、上手にアプローチしてみましょう。

 

締め切りを変えて伝える

どうせ間に合わないから…といつもがっかりさせられる人には、締め切り日を少し早めにして伝えましょう。待ち合わせ時間に毎回遅れる人も同じく、本来の時間の30分前に約束するなど。

締め切りがわかっていても間に合わせようと努力しないため、最初から遅れることを想定して対応することがコツです。

 

厳しく伝える

時間を守り、周囲の足並みを乱さないことは社会人としてのルール。間に合わなくてもなんとかなると余裕を持っているタイプも多いので、期限を守る重要性について厳しく伝えましょう。

自分を叱る人がいないと、いつもマイペースに生活してしまうので、締め切り日という不安を抱かせることが大切です。もし間に合わないとどれほど迷惑になるか、期限が設定されていることも詳しく説明して理解してもらいましょう。

 

進行具合をこまめにチェックする

締め切りギリギリになる人は、心理的にも都合よく言い訳している可能性があります。間に合わないことを事前に想定して期限が近づいてきたら、こまめに進行具合をチェック。

たとえば待ち合わせ。家を出る頃にメールで確認したり、集合場所の近くにいるか現在の居場所を確認したりするのもよいですね。段階ごとに相手の進行具合をチェックして、少しプレッシャーをかけると、締め切り日になんとか間に合うはずです。

この場合は常に誰かのサポートがないとできないので、自発的にやらない人の場合にトライしてみてください。

 

締め切りギリギリにならないための方法

締め切りギリギリの人の心理はなぜか・やきもきさせる人には理由があった?!期限があることはわかっていても、うっかりギリギリになることは誰にでも可能性はありますよね。しかしたった1回のミスでも大きな過ちとなり、自己否定する原因になることもあるでしょう。そうならないためにも、普段から心がけておきたいことをご説明しますね。

 

前倒ししよう

期限ギリギリにならないためには、自分だけの期限を作ることが大切です。たとえば1週間後が提出期限なら、前倒しで5日後に設定すること。

やることが多すぎて、時間がいくらあっても足りない人は世の中に多いですよね。時間に追われる生活はとてもストレスなので、逆に時間を追いかける余裕を作りましょう。

前倒しした自分の締め切り日があれば、万が一物ごとが上手くいかない時も修正する時間がありますし、突発的な別の用件があっても柔軟に対応できるようになります。

 

終了時間から逆算

始めたら思った以上に時間がかかることもありますよね。すると締め切りギリギリになっても終了せず、結果的に遅れてしまいます。そんな人は、終了時間から逆算してスタート時間を設定してみましょう。

待ち合わせのように、その場所に到着するまでの移動時間、自分の支度する時間など、逆算するとどれくらい余裕が必要か見えてくるはずです。

 

リスクを記憶する

締め切りギリギリになる心理背景には、期限を守る重要性を軽く考えていることも理由です。そのため守らなくても大丈夫と甘えがあるので、何をしてもいつも時間に遅れてしまうのです。

その場合は期限を守らない経験を記憶するのではなく、そのためにどのような弊害があったのか、リスクを記憶しましょう。「上司に怒られた」「評価が下がった」など、これらのリスクは期限を守る原動力になります。

 

まとめ

締め切りギリギリになる人は、心理的な理由をまず理解して、今日から改善できることを考えること。行動力以上に思考パターンも期限を守る大切なポイントになります。



関連記事一覧