貯金しない人の心理で共通する6つのこと・貯金を始めるには心の準備が大切!
貯金しない人は心理的にどのようなことが関係しているのか、貯金好きな人が多い日本文化では理解されにくいかもしれません。貯金をしたいけどできないという人が多いのも事実。
何かの時のための備えは、できるだけ多いほうが安心できます。そこで今回は、貯金しない人の心理に共通する6つのことについてご解説していきますので、気になる人は早速貯金プランを考えてみませんか。
貯金しない人の心理6つの共通点とは?
貯金しない人は、心理的に次の6つのポイントが共通しているといわれています。勝手にお金が貯まっていくのはとても幸せなこと。しかし計画性がないとなかなか満足できない難しいものですよね。
貯金する意味がないと思っている
貯金しない人の心理は、貯金の「大切さ」を理解していないこと。なぜ人間は貯金するかというと将来のための備えで、老後、子供、趣味、家の購入など、色々な目的や用途がありますよね。
貯金しない人は、貯めたお金の行き先に納得していないので、使いもしないお金を残しても意味がないと感じているのでしょう。自分が亡くなった時に稼いだお金は持っていけないと思うタイプ。そのため好きなことにお金を使うことで、お金のありがたみを感じています。
面倒なことが嫌い
貯金しない人は心理的に面倒なことが嫌いで、貯金計画を考えたり収入と支出のバランスを考えたりするのが苦手。毎月の給料をやりくりするのはとても面倒なので、給料日前になると途端に生活が苦しくなることもよくあります。
貯金はあらゆるやり方があり、金利や貯蓄期間などを考えて選ぶ手間がありますよね。しかし定期預金などにしなくても、給与の振込口座にお金を一定額残しておく貯金スタイルもあります。
面倒なことが嫌いな人は、「貯める」と「使う」と大雑把に分けることすら手間に感じているでしょう。
束縛されるのが嫌
貯金しない人は、心理的に何かに束縛されることを嫌います。お金のせいでやりたいことができないという人生がとても嫌。自由に生きたいので、貯金で生活費が苦しくなることはまず避けるでしょう。
とても自分の気持ちに素直なところがありますが、自由な人はお金だけでなく人間関係にもその考え方が表れています。他人に自分を合わせることができないため、自由奔放なマイペースな人という位置づけです。
使うほど貯まると思っている
貯金しない人の心理は「使うほど貯まる」という信念があり、浪費したほうがお金は自分に戻ってくると信じています。経済を潤すために自分のお金が役に立っていると自信たっぷりになっているでしょう。
このタイプは、お金の使い方を見直せばメリットになる可能性も。お金を使うとはいらないものを無駄に買うのではなく、投資として出費すれば自分に戻ってくる可能性があります。
少しだけ感覚を変えて出費を計画すれば、確かに使うほどお金が貯まる、ということも実現するかもしれません。
目先の利益しか考えない
貯金しない人の心理は目先の利益しか考えないためで、我慢するのがとても苦手です。欲しい物をお店で見つけると、現金がなくてもクレジットカードで買い物してしまうタイプ。
お金だけでなく、嫌なことは後回しにする傾向があり、美味しいものは最初に食べる人です。目先の利益を求めるタイプなので、後で苦労したり後悔したりすることも多いでしょう。
お金がないと借金することもありますので、今を乗り切るよりも少し長い目線でお金の管理をしたほうが安心です。
プライドが高い
貯金しない人は、心理的にプライドが高い部分があり、買い物を我慢して自分の苦しい生活が周囲にバレることを避けています。いつでも羽振りよく生活したいので、結果的に貯金はゼロ。
お金を貯めたくないということではなく、自分のプライドを満たすために使っているので、お金が残れば貯金することもあるでしょう。プライドが高い人は、他人にわかりやすく自分をアピールしたがります。
貯金額は他人にはわからないことなので、それなら高い洋服や車を乗って自分の財産を自慢したいのでしょう。
貯金「できない」人の理由とは?
貯金しない人は、心理的にお金を貯めること以上に価値を感じることがあるのかもしれませんが、中には貯金したくても「できない」人もいるようです。その場合は、理由を考えて自分のライフスタイルに合う貯金対策をすることも大切です。
収入と生活費のバランスが合わない
自分の意志で貯金をあえてしない人と、やりたくてもできない人がいます。実際には貯金に興味があるけどできないケースのほうが多く、誰しもお金の不安は多少なりとも感じているのではないでしょうか。
貯金できない理由として一番多いのは、収支のバランスが合わないこと。普段から高い買い物をずっとしていれば、貯金するほどの余裕はありません。貯金を本格的にするためには、収入からまず貯金を差し引き、残りで生活すること。その順番が違ってしまうことも貯金ができない理由になりますね。
貯金の目的がない
若い人が老後の不安を抱えないように、貯金をなぜするべきか目的意識がないと始められませんよね。海外旅行や車を購入するといった目的で貯金を始めた場合、欲しいものが手に入ると貯金計画も終わり。
やりたくてもなかなか貯金のきっかけが掴めないのは、使うためのお金でなく備えとしての貯金へと意識改革が必要なのでしょう。結婚相手がいる人や子供が生まれた人など、ライフステージによってもお金の意識は変わってくるはずです。
節約できない
貯金したくてもできないのは貯金用のお金がないためで、その背景にあることは節約意識が不足していることが考えられます。スマホ代、外食費、習いごとなどあらゆる出費が毎月あり、何も疑問を抱かずにお金を使っている人。
節約とは生活が苦しくなるほど無理することではありませんので、いつもの出費を見直すこともメリットになります。無駄に払っているジムの月会費、無駄な光熱費など、当たり前に感じる出費の必要性をもう一度考えてみましょう。
貯金しない人に大切な心構え
貯金しなくても毎月収入がたくさんあり、遊んで暮らせる人なら将来の不安はないかもしれませんが、世の中のほとんどの人はお金で左右されてしまうことがあるでしょう。では貯金しない人がこれから豊かな人生を送るために大切な心構えについてご説明します。
貯金しないリスクを考える
貯金しないと必ずしもいけないということではありませんが、毎月の給料だけを頼りにしている暮らしは、病気やケガをした時の備えがないなど、万が一の場合の対処がしにくくなります。
また貯金がないという不安は、知らない間にストレスになっていることもありますので、貯金せず使う楽しみよりも、しない時のリスクも少しだけ考えてみましょう。
貯まる喜びを経験してみる
貯金しない人は、心理的にお金に対するこだわりや考え方があるのかもしれません。しかし貯金は全くないよりも多少あったほうが安心。いきなりたくさん貯金しようと思うと手が出せないはずなので、少額でもいいので貯まる喜びをまずは経験してみましょう。
一度お金が貯まるとなかなか使えないのも事実。最初の一歩を踏み出す時だけ少し我慢してトライしてみてください。
まとめ
貯金しない人は、心理的にお金に振り回されたくない気持ちが強いのかもしれません。何が起こるかわからない今の時代、今できることから始める気持ちが大切です。あらゆる金融商品もあるので、自分がストレスにならない貯金方法を見つけてください。