ミラーリングの心理を使い職場の苦手な人と付き合うコツについて

ミラーリングの心理を使い職場の苦手な人と付き合うコツについて

ミラーリングという心理学について詳しくご存知ですか。人間関係をよりよい環境に変えるためのテクニックとして活用されることがよくあり、とくに複雑になりやすい職場で活かされています。

そこで今回はミラーリングの心理を使い、職場の上司や先輩など苦手に感じる人と付き合うコツについて、詳しくご説明していきましょう。



ミラーリングという心理について

ミラーリングの心理を使い職場の苦手な人と付き合うコツについて周囲から好かれる人が、無意識にやっているといわれるミラーリング効果。人の心理に働きかけ、距離感をなくした人間関係を導くものです。ではミラーリングとは何か、知っておきたい重要なポイントをご解説しましょう。

 

ミラーリング効果について

ミラーリングというのは同調効果、もしくは姿勢反響とも呼ばれ、好感を抱く人の態度や仕草を無意識のうちに真似してしまうものです。

鏡で自分の姿を見るように、相手を自分に映しているということになります。ミラーリングは心理的に、自分を真似する人を味方だと受け取る傾向にあり、好意の気持ちや尊敬の念を相手に抱くことができるのです。

意識的に上手く使えるテクニックで、恋愛や仕事などあらゆる場面で活用できます。しかし不自然にやりすぎると、相手に疑念を抱かせる可能性もあるので、ちょっとしたテクニックが必要なのです。

 

主なミラーリング

自分と同じ表情や仕草をする人には、自然と惹かれるミラーリング。主な場面として、恋人が食事をする際に同じメニューをオーダーすることがあります。

また同じタイミングで飲み物を飲む、友人が同じテンションで話題を共有する場面などもミラーリングといえるでしょう。ミラーリングが心理的に作用する理由は、共通点のある人に親近感を抱く人間の心理があるため。

「似た者同士」という言葉がありますよね。夫婦が何十年も一緒にいると、顔や話し方などどこかしら似ている部分が生まれます。

このように好意を抱く人の真似をしたい、または真似されるのは土台にお互いを受け入れているためなのです。

 

真似されると嫌な場合も

ミラーリングの心理は全ての人に作用するわけでなく、場合によっては真似されて嫌な気持ちになる人もいます。逆に考えると真似されて嫌なのは、相手に好意を抱いていない可能性が考えられます。

真似されると嫌だと思う一番の理由は、個性を大切にしているため。人と違うことを意識的に行っている人は、自分の真似をされるとアイデアを盗まれたような気分になるでしょう。

また相手に好意を抱かない人なら、自分の真似をされるといつも観察されているようで気分が悪くなります。人間関係を判断するためにも、ミラーリングで相手の反応をチェックできるかもしれません。

 

職場の苦手な人とミラーリングするコツ

ミラーリングの心理を使い職場の苦手な人と付き合うコツについて作業が難しくてわからない時、先輩に質問したいけれど怒られそうで不安。本音で意見を言いたいけれど言えない場面など、職場の人間関係は自分を抑えなければならない瞬間がよくあります。

年齢差、学歴の差、性別の差など、あらゆる違いを受け入れて平和に付き合わなければならない職場。苦手な人がいるのは当然です。

ではこれから上手く付き合うために、ミラーリングの心理を使うテクニックについてご紹介しましょう。

 

相手に共感しよう

ミラーリングは心理的に、自分と同じ価値観や共通点を見つけて仲良くなることです。職場に苦手な人がいても、いつまでも避けることはできませんよね。

難しい相手と仲良くなることで、さらに自分も社会的に人として成長するチャンスです。たとえば意地悪な先輩。ミラーリングのコツは、相手に共感することです。

さりげない会話で出てくる相手の嗜好に、自分も共感してみましょう。「○○の映画、私も好きです!」「私もゴルフ始めたばかりなんです」など、共通点をアピールして親近感を持ってもらうこと。共感する内容がとてもレアで偶然性が高いと、さらに相手は引き寄せられます。

 

同じ動きを意識しよう

異性にアプローチする際に、効果が期待できるミラーリングは同じ動作です。タイミングを合わせてコーヒーカップを持ったり、同じタイミングで席を立ったり。

仲間であることを知ってもらうには、わかりやすく態度でアプローチしてみましょう。たとえば休憩するタイミングを合わせる、ランチで「私もそれで」と同じメニューをオーダーするなど。

ミラーリングの心理作用が効率的に働くのは、何気ない生活の瞬間です。同じ動きや仕草は仲間意識を強めるため、苦手な人でも寛大な心で近づいてみましょう。

 

反対の仕草で印象づける

ミラーリングをやりすぎると、逆に相手に避けられてしまうケースもあります。たとえば職場の嫌いな上司については、自分だけでなく相手もあまりよい印象を持っていない可能性も。

このような関係でいきなり接近するようなミラーリングでは、逆効果になるリスクもあるでしょう。不安な場合は、補助的にミラーリングの心理を活用するのも方法です。

そのコツは、相手と逆の仕草や表情をすること。たとえば上司が腕を組んだら自分は足を組むなど、相手の気を引くチャンスが訪れます。

ミラーリングばかりではわざとらしく見える場合もあるので、たまに逆を織り交ぜて注目してもらいましょう。

 

営業マンが使うミラーリングを参考にしよう

ミラーリングの心理を使い職場の苦手な人と付き合うコツについて社会生活の中では、あらゆる場面でミラーリングが有効活用されています。職場の人間関係を改善するだけでなく、ミラーリングのテクニックはお客様ともよい関係を維持するコツになります。そこであらゆる場面で使える、営業マンのミラーリングテクニックをご紹介しましょう。

 

ひとテンポずらしてミラーリングする

営業プレゼン中など、お得意先との関係をよい方向に導くためには、ミラーリングで意図的に相手の行動を観察して真似する必要があります。

しかし世の中には自分よりも一枚上手で、すでにミラーリングを実践している人も多く存在します。そんな可能性を考え、得意先やお客さんに近づく際は、ひとテンポずらしたミラーリングを意識してみましょう。

たとえば相手がコーヒーカップを手にして一口飲んだら、自分もコーヒーカップを近くに引き寄せるなど。気づかれないように真似することが、心理的にも作用するでしょう。

 

ポジティブな感情を共有する

営業マンが使うミラーリングで、最も効果が高いのは相手と感情の共有です。このミラーリングのコツは、ポジティブな感情を共有すること。

一緒に笑ったり喜んだりすると、相手との距離が近くなります。楽しい感情は、相手と親密な関係を作る原動力になります。もちろん悲しい時や辛い時の共有も効果は期待できますが、ポジティブな感情はよい雰囲気が相手にも強く印象に残ります。

そんな効果を意識して、職場の苦手な人とも面白い話で盛り上がると、急に仲間意識が高まるかもしれません。

 

話し方を真似する

ノリのよい話し方、感情的に話す人など、さまざまな特徴がありますよね。営業で初めて訪問したお宅で、相手と意思疎通するためには話し方がポイントです。

たとえばゆっくりと話す高齢者なら、同じスピードに合わせること。若い人なら「~だよね」など親近感が湧く言葉を選んでみましょう。相手の話し方と合わせると、心理的に引き寄せられていきます。

 

まとめ

ミラーリングの心理は、自然に相手に近寄るのが一番効果的だといえるでしょう。苦手な職場の人とは距離を置きながらも、自分から好意的な態度でアプローチする必要があります。上手くいかなくても、努力する姿はいつかプラスの印象として、相手が受け止めてくれるはずです。



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