椅子を揺らしてくる人の心理背景にあること・仕事中のちょっかいはこんな意味がある！
椅子を揺らしてくる人は、心理背景にどのようなことが隠されているのでしょうか。仕事に集中している時にいきなり後ろから椅子を掴み、ゆらゆらと動かす人。
普通に話しかけてくれれば済むところなのに、なぜこんな行動に出てしまうのか。仕事中にちょっかいを出してくる人がたまにいますよね。そんな人たちの意外な心理背景について、今回は徹底的にご説明していきましょう。
椅子を揺らしてくる人の心理背景について
いきなり椅子を揺らされたらドキッとするのは誰しも同じ。仕事中にそんなことをされるとあまりいい気はしないはずですが、椅子を揺らしてくる人は心理的に次のようなことが関係しているからなのです。
好意を寄せているから
「さっきの書類、もうできた？」と話しかけながら椅子を揺らしてくる人は、心理的に相手に好意を寄せているためです。好きな人とできるだけ交流を持ちたいので、不快に思われてもいい覚悟で思わず手が出てしまうタイプ。
恋愛に不器用なところがあり、興味のない人には一切関わりを持たないようはっきりした態度が特徴的です。椅子を揺らしてくる人は、心理的に好きな人にどうアプローチしていいのか迷っている部分もあります。
嫌われたくないけど、自分の存在も知ってほしい…と心の中で葛藤しているのでしょう。
きっかけ作りのため
椅子を揺らしてくる人は、心理的に会話のきっかけ作りをしています。集中して仕事をしている人や読書している人に話しかけたいけど、言葉をかけるのが申し訳ない時。
椅子をグラっと揺らす行為は、相手もアクシデントだと思ってくれるかもしれないので、自然なきっかけを掴める可能性もあるでしょう。椅子を揺らす人は緊張していますので、自分のアクションを冷静に判断していない状況です。
決してからかうつもりはないけど、とっさにやってしまうので、相手ともっと心が離れてしまうリスクもあるでしょう。
社交辞令のため
椅子を揺らしてくる人は、心理的に「社交辞令」を意識しているためです。たとえば職場内なら、上司が部下にこのような態度でアプローチすることがありますよね。
皆が問題なく仕事を進めているか、厳しくチェックしている様子は見せたくないので、少しふざけた態度でアプローチしているだけ。社交辞令なので特定の人だけでなく、皆に同じ態度で接しています。
その場の雰囲気を変えたい
椅子を揺らしてくる人は、心理的にその場の雰囲気が居心地悪く感じているため、空気の流れを変えるために椅子を揺らす行為に出ています。
たとえば親しくない人と二人だけになった場合。会話がなく居心地の悪さを感じることがありますよね。そんな時に他のことに集中できるよう、自分がアクションを起こしているだけなのです。
シーンとしている空間、皆がイライラしている状況など、ポジティブに変えたいので少しふざけて気分転換してあげているつもりです。
反応が見たい
椅子を揺らしてくる人の心理は相手の反応が知りたいためで、好意を寄せている人など、相手がどう接してくるかチェックしたいのです。集中している時にいきなり椅子を揺らされたら迷惑に感じるのは当然。
しかし振り向いたら自分の好きな人がいた場合、怒る気も失せてしまいますよね。そんなよい結果を期待しながら、自分にとってメリットのある人の椅子を揺らしてしまうのでしょう。
相手の反応次第ではさらにエスカレートすることも考えられますので、単なるいたずらなのか、それとも嫌がらせなのか、相手との関係も冷静に考えてみたいですね。
職場でちょっかいを出してくる人の意味とは？
学校や飲み会ならなんとか理解できる人のちょっかい。しかし職場でそんなことをするのはどういった意味があるのでしょうか。椅子を揺らしてくる人の心理にも共通することがいくつかありますので、仕事中の場合について詳しく理由をご説明していきましょう。
人間性を知りたい
仕事のパートナー、もしくは恋愛相手など、何かしら興味を持っている部分がある人。仕事をしながらもつい気になる人は、人間性をもっと知りたくなりますよね。
仕事中にいきなりテレビの話をしてきたり、ペンをわざと目の前で落としてきたり、わかりやすいちょっかいを出してくる人は、どのような人なのか相手を探っているためです。
話しかけると迷惑になると思っているので、自分の行動で相手の反応を見たいのでしょう。このようなタイプは会話のチャンスがあると、つまらない冗談で相手の反応をチェックすることがよくあります。大笑いしてくれるノリのいい人だと仕事もしやすいと判断しているのでしょう。
気を引きたいため
椅子を揺らしてくる人の心理にも共通することで、仕事中にちょっかいを出す人は相手の気を引きたい願望があります。気になる存在なのですが、仕事中はなかなか話す機会がなく接点がない状態。そんな相手にちょっかいを出すことで急接近したいのでしょう。
たとえば髪を切った女性社員に「とても髪型似合っていますね」と仕事とは全く関係のないコメントをする瞬間。その時に相手がどう返してくるか、気持ちを知りたいのでしょう。
ちょっかいを出す人は、人の本心を見抜く手段だと思ってやっていますので、気になる人にしか近づいてきません。
暇なので相手をしてほしい
仕事中のちょっかいは単に暇なので、話し相手やふざける相手が欲しいだけ。椅子を揺らして相手が怒る姿を見て笑ったり、冗談を言ったりして自分が気分転換したいのでしょう。
ストレスが溜まっているとも考えられますので、周囲の人を巻き込むことがストレス発散方法になっているかもしれません。しかし忙しい場合は相手をする時間はありません。
「忙しいからやめて」と怒られると、他の人にちょっかいを出して時間をつぶしているでしょう。
仕事中のちょっかいにはこう対処しよう！
椅子を揺らしてくる人、いつまでもつまらない話題で会話を続ける人など、仕事中のちょっかいは迷惑に感じるものです。しかし仕事をスムーズにするうえでも、嫌なことをはっきり態度に「嫌」とアピールできないですよね。そんな時は次の方法で、お互いに嫌な気持ちにならないよう対処してみましょう。
スルーする
締め切りが迫っている仕事中に椅子を揺らされたり、ちょっかいを出されたりするのはとても困ります。このような場合は、反応を楽しみに相手が待っているので、できるだけスルーしておきましょう。
気づかないふり、聞こえないふりを徹底すること。そんな態度を見れば、邪魔されたくないのだと薄々感じるはずです。言葉で反応すると感情がこもってしまうこともあるので、無難にその状況を放置しておきましょう。
一言だけ反応する
仕事中のちょっかいは、仕事を楽しくするためのメリットになる場合もあります。上司のつまらない冗談やちょっかいは、相手の思いやりも考慮してあげる必要があるかもしれません。
しかし忙しい時、一日中相手をすることはできないので、軽く一言だけ「面白いですね」「びっくりしました」などとリアクションしてやり過ごしましょう。
過剰に盛り上がってしまうと、もっと面白がってちょっかいを出してくる可能性もあるので、とりあえずは一言だけお返しておけば嫌な雰囲気にはならないはずです。
まとめ
椅子を揺らしてくる人の心理は、自分の存在を相手に知ってほしいからでしょう。特別な感情を抱いている相手、もしくは仕事上必要な時など。
色々な理由があるはずですが、嫌がらせでない限りはお互いに気分よく今後も付き合えるよう、やんわりと対処してあげるといいかもしれません。
