行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと

行動できない時は心理背景にあることを理解すると、自分を前進させやすくなります。どんなに些細なことでも、取り組み方によっては人生に影響を与えるほど大切なチャンスになるかもしれません。

気持ちと行動力が伴わないのは誰にでもあることですが、それが最大の悩みになっている場合は、次の5つのことを意識してこれから過ごしてみましょう。



現状維持から抜け出すこと

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと行動できないのは、心理的に現状維持が快適に感じているため。そんな時は現状維持しないほうがよい理由をいくつか考えてみましょう。

 

現状維持は後退の原因

行動できないのは行動する不安があるためで、そんな気持ちは誰もが経験しているでしょう。しかし行動せずに今の場所にいるままでは、将来どうなるのでしょうか。

自分にとって現状維持とは変化しない安定がありますが、周囲が前進していけば結果的に自分は後退することになるのです。過去や現状だけにとらわれていると、新しい知識からも遠ざかり、結果的に安定できる立場が不利になってしまいます。

 

現状維持した将来をイメージしよう

現状維持は、場合によってそれが最善の策になることはあります。しかしやってみないとわからないことが世の中にはたくさんあるのも事実。

行動できない心理背景には、そんな瞬間に迷いが生じることが関係していますね。もし行動するか、そのままストップするか困った時は、やらない場合の将来をイメージしてください。

たとえば仕事。今の会社に満足できないけど転職は面倒、そんな気持ちになったら、現状維持して何が変わるかを想像してみましょう。同じ環境の中で変わることには限りがあり、10年後の自分が自分のためになるかどうか、そんな視点から考えると行動力につながるはずです。

 

試しに行動してみようという気持ち

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと行動できない心理とは、行動することで物ごとが半永久的に変わってしまう不安です。たとえば引っ越ししたら生活環境ががらりと変わり、昔のようには戻れないと怖くなることがあるでしょう。

すると最初の一歩を踏み出すのがとても悪いことのように。そんな不安を対処するには、次のポイントを活かしてくださいね。

 

深刻に捉えない

行動できない心理には、物ごとを深く考えすぎる性格も関係しています。そのため慎重になりすぎて一歩踏み出す時に躊躇しているので、そんな場合は深刻に考えず「お試し」にやっているだけだと理解してみませんか。

決断が全てを変えるわけではなく、もし上手くいかない時は別の方法でやり直せばいいのです。行動できないのは成果や結末を意識しているからで、「お試し」なら見合った結果がなくても納得できるでしょう。

 

気軽に挑戦できるようになる

間違った決断をしたくないため、人間は守りの態勢になることがよくありますよね。行動を起こす以上成功しなければならないという思い込みは、自分の発想力や行動力をブロックする原因です。

しかし上手くいくかどうか、「試してみるだけ」というワンクッション置いた考え方なら、なんでも気軽に挑戦できるようになります。成果を出すためには、多くのエネルギーを費やすことになります。しかし試すだけなら、その時の気分やノリだけで軽く前進できるかもしれません。

 

止まらないこと

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと行動できないのは心理的に立ち上がったり、再スタートしたりする時に過大なエネルギーを使うからでしょう。最初の一歩と考えるととても大きな意味を感じますが、歩き続けていれば最初も終わりもありません。行動できない時は「止まらない」意識を持ってみましょう。

 

適度に忙しく暮らす

行動できないのは、心理的に行動しない生活が快適に感じているためで、ずっとベッドの中でごろごろしているとやる気をなくすようなこと。

たとえば思考が停止していると、ぼんやりと遠いところを眺めているだけで、何も自分にとって得るものがないかもしれません。前進するためには、できるだけ何もしない時間を持たないよう意識することも必要ですね。

しかし大切なのは常に働いたり、運動したりすることではなく、モチベーションを持ち続けること。行動できないのは、次にやることが決まっていない状態なので、頭も心も行動できないのです。

 

メリハリのある生活を意識しよう

行動できない時は、メリハリのある生活に整えること。働く、遊ぶ、休憩するという時間のメリハリを作ることで、いつもやることが明確になります。

止まらないで生活するためには、今やるべきことを意識することがポイント。たとえばパソコンを使う時、大切な資料作りがあるのにネットで時間をつぶしてしまうことがありますよね。

今やるべきことがはっきりしていれば、途中でだらだらせず止まらずにゴールに到着できるのです。メリハリをつけるためには集中力を高めて、行動すべきことを決める思考パターンを作ってみましょう。

 

成功体験を積み重ねる

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと行動できない心理とは失敗に対する恐怖があるためで、成功しなくても今のままで安心だと思ってしまうのです。そんな場合は、積極的に成功体験を積み重ねて自信につなげていきましょう。

 

自信をつける大切さについて

自信とは自分の成功体験から得られるものですが、失敗を乗り越えて成功した場合はさらに強い自信となります。行動力を高める際に自信不足が問題になる場合は、少しだけ意識して失敗も経験してみてください。

場合によっては、乗り越えるのが辛いほどの失敗やミスもあるでしょう。しかしその体験から自分が学ぶことは、成功した時以上の価値があります。

困った時に他人からアドバイスされたり改善する努力をしたりすることは、自然と率先して動く行動力につながるでしょう。

 

潜在意識をなくす

何かに挑戦する際、人間には潜在意識というものがあり「ダメかもしれない」と確かな根拠がないのに不安を抱くことがありますよね。成功体験を重ねるには、まずネガティブな潜在意識を無視してください。

行動力につなげるためには自分の意識改革が大切で、仮にダメなことでも「できるかもしれない」と潜在意識をポジティブに変えることがコツなのです。

思い込みはあらゆる困難を乗り越える原動力になりますし、次第に成功体験も増えるきっかけになるはず。ひとつの成功が次への行動力となり、よいサイクルが生まれてきます。

 

自分自身を受け入れること

行動できない心理背景にあること・最初の一歩を踏み出すために必要な5つのこと行動できないのは、自己否定していることも心理背景にあります。どうせできない、という諦めをなくすためにも、全ての自分を受け入れてみましょう。

 

できなくても否定しない

苦手なことや弱点があっても大丈夫。人間は必ず自慢できることがひとつはありますので、自分自身を客観的に認識することから始めてみましょう。

行動できない自分はダメだと判断する前に、できない自分がいることを知る気持ち。嫌なものから目を背けてしまうと、いつまでも改善はできないのです。

 

行動の記録をしよう

行動できない時は、とにかく「できること」をどんどん記録してください。実際に達成したこと、今日やったことなど、自分の行動の記録をすると今までの軌跡が見えてくるでしょう。

それは自分を励ます材料になりますので、行動できない時に「できる」と決断できる理由になるはずです。

 

まとめ

行動できない心理は、自分の心の中で期待感を引き留めているからですね。まずはやってみる、理由や結果はどうであれ行動してから考える人生も素敵です。

行動力がある人はあらゆることに興味を持つようにすれば、人生がさらに豊かに変わるはずです。



関連記事一覧