どうしたらいいかわからない!仕事を辞めるべきか続けるか迷った時の判断基準
どうしたらいいかわからないほど仕事が嫌になるというのは、転職するか続けるか、すぐに決断できない難しい問題です。しかし一度嫌になるとどんどんネガティブな思考回路になり、そのままの気持ちで転職すると上手くいかない場合も。
どうしたらいいかわからない時は仕事を続けるか辞めるか、自分にとって損しないように客観的に判断することが大切です。感情的になって考えると後悔するリスクもありますので、まずは冷静に労働環境や自分の将来を考えてみましょう。
ではどうしたらいいかわからないほど仕事で悩んでいる人に向けて、辞めるべきか判断する基準をご解説していきますね。
仕事を辞めたくなった時に陥りやすい心理状態
今の仕事に限界を感じたまま、毎日やり過ごすのは心身の負担になります。そんな時期は正しい判断もできないので、なるべくポジティブ思考を意識しましょう。仕事を辞めたいと思ったまま働くと、次のようなリスクもあります。
自信喪失する
仕事を辞めるべきか、それとも続けるか。こんな迷いを抱いた経験がある人は、とても多いのではないでしょうか。生きていくうえでは、色々な我慢をしなければならないもの。
働くこともそのひとつで、遊びに行くようにワクワクしながら会社に行く人はきっと少ないはずです。今自分が置かれた状況に満足せず、嫌になった場合。
解決策を考えず惰性で暮らしていると、徐々に何もできない自分に対して自信喪失してしまいます。またやる気がないまま仕事をするとミスも増えてしまうので、必然的に職場での評価も下がってしまうでしょう。
このような悪循環が続くとどんどん自信がなくなり、本当にやりたいことが見つからなくなってしまいます。
人間関係が嫌になる
やりがいのない仕事や嫌いな仕事を毎日続ける生活は、ストレスやプレッシャーが増してしまい、決してメリットはありません。
そこから抜け出すために、行動を起こすことがまず大切です。職場仲間は楽しそうに仕事しているのに、つまらないのは自分だけ。
次第と社内でも孤立してしまい、人間関係も上手くいかなくなるケースがあります。会社はひとつのチーム。同じ方向に向かっていかないと自分だけ取り残され、仕事のやりがいを感じられなくなります。
他の人にできることが自分にはできないと考え始めると、愚痴こぼしや悪口も増えてしまうでしょう。結果的に自分が他者を受け入れられなくなり、信頼関係が築けなくなってしまいます。
人に相談できない
どうしたらいいかわからない時、仕事を辞めるかそれとも我慢して続けるか。こんな問題は自分一人で片づけるべきだと我慢してしまうと、もっと精神的な苦痛が襲ってきてしまうでしょう。
とくに同じ職場の人には、気軽に会社を辞めたい話はできませんよね。相談した人に社内中に話を漏らされてしまうリスクもあり、よほど信頼できる人でないと相談できません。
仲がよい友人に話しても、社内のことまでわかっていないので、的確なアドバイスをもらえない場合もあるでしょう。最終的に誰に相談しても、決断するのは自分です。そこに至るまでには、あらゆる情報やサポートがあると安心できますよね。
客観的に自分を見ることができない
どうしたらいいかわからない時は、仕事においても毎日やる気をなくしてしまうでしょう。気持ちが沈んだまま日々を送ると、自然と態度にもそれが表れてしまい、プライベートも充実しなくなります。
今の会社を辞めて何ができるか、自分を客観的に見るためには働くことに対してのモチベーションがないとできません。働くことが嫌になると興味がある物ごともわからず、転職しても結果的に同じことの繰り返しになるでしょう。
今後どうすべきか迷っている時は、自分自身と向き合う時間が大切です。早急に答えを出さず、信頼できる人に相談するとよいでしょう。
経済的な不安が増える
働くことは自分の可能性を引き出す、やりがいを求めるなど色々な目的がありますよね。共通するのは「収入」を得るための手段であること。
少しでも給料が高くなると、誰でも嬉しいですよね。仕事環境に満足しないまま生活していると、将来が見えなくなり経済的な不安も募ってきます。
転職して失敗したらどうしよう、次の仕事がすぐに見つからなかったらどうしようなど。会社を辞めるストレスと同時に、次の環境が安定するまでにもかなりのプレッシャーがあります。家族を養う立場の人なら、尚更転職はリスクがあるかもしれません。
経済的な不安を抱えたまま仕事をすると、作業のミスややりがいもなくなり、自分の仕事が適正に評価されていないと不満も増えてきます。
辞めるか続けるか判断するポイント
仕事を辞めるか続けるか判断するのは、とても難しいことです。どうしたらいいかわからない時は、仕事を辞める次の判断基準を考えてみましょう。
どうしたらいいかわからない理由を考える
辞めたい理由は何か、自分できちんと把握していますか。生活のほとんどを過ごす職場は、些細な出来事でも自分に影響を与え、働くモチベーションがなくなる可能性があります。
ミスをして上司に叱られた後など、自分にはこの仕事が向いていないと、すぐに考えてしまう人もいるでしょう。この先どうしたらいいかわからない時は、はっきりとした理由を考えてください。
ただ働きたくないと漠然とした理由では、転職しても上手くいかないかもしれません。
時間が解決する問題かどうか
今の仕事を辞めるか続けるか判断できない場合は、その理由は時間が解決するものかどうか考えてください。一時的にやる気をなくしている場合なら、仕事以外の時間で気分をリフレッシュさせられます。
しかし会社の方針や体制など、時間をかけても改善しない問題は、自分が行動を起こさないと解決しない場合も。新しい作業は時間が経てば、慣れて快適に感じるはずです。
しかし基本的に好きでない職種や業界などは、時間をかけるほど自分の可能性を無駄にしているかもしれません。
転職しても同じ悩みを抱える可能性があるか
転職しても同じ悩みを抱えるなら、どこで働いても会社を辞めたくなるのは想像できますよね。たとえば飽きっぽい性格。
単調な仕事の繰り返しが苦手だと、仕事に対して刺激を感じなくなり、何をしても長続きしません。定期的に転職を繰り返すとあまりよい印象は残らず、好きな仕事に就けないことにもなりかねません。
また今の会社の給与に満足していない人が、さらに年収が下がる会社に転職しても、同じ悩みを抱えるだけ。どうしたらいいかわからない時は、不満点を明確にして改善するのが転職の目的になります。
転職エージェントにアドバイスしてもらう
辞めるべきか続けるべきか、失敗しないために無難な道を選び、嫌々仕事を続ける人も多いでしょう。転職はリスクがありますが、プロのサポートがあれば自分に合った仕事が見つけやすく、今以上にやりがいを感じるのも可能なのです。
転職したいけれど何をすればいいかわからない時も、転職エージェントがプロの視点から色々なアドバイスをしてくれます。
給与や勤務地、福利厚生など自分が重要視する条件から仕事選びもできますので、効率的でしかもリスクの少ない転職活動が可能です。
転職エージェントも数が多いので、利用者が多い大手の会社や求人数が豊富な会社を選ぶと安心ですね。
まとめ
仕事は毎日の生活だけでなく、人生観まで変えるほど大切なものです。迷いを抱く場面は誰でもありますので、困った時は転職のプロに相談して、自分の可能性を引き出してみませんか。