転職で自信をなくす原因・成功させるための考え方と実践力のつけ方

2020.12.12

転職で自信をなくす場面は色々とあり、それがきっかけで転職へのモチベーションが下がってしまうこともあります。自分の市場価値を客観的に理解していれば、ある程度のギャップは回避できるかもしれませんが、実際の転職市場はハードルの高さを感じるシーンも多いもの。

そこで今回は、転職で自信をなくす原因と、成功させるための心構えについてご解説していきましょう。

転職で自信をなくす場面

転職で自信をなくす原因・成功させるための考え方と実践力のつけ方転職活動中は、期待していた通りに物ごとが展開しない場面もあります。多少のミスならなんとか挽回できるかもしれませんが、気持ちの面でダメージを受けてしまうと、そこから立ち直るのは大変。では多くの人が経験する、転職活動で自信をなくす場面をお伝えしましょう。

思った以上に好みの求人が見つからない

自分が希望する条件と、企業が求めるものがマッチしないと、転職活動は成功しません。前職で得た経験や実績が必ず有利になると思い込んでいると、予想以上に厳しい状況になってしまいます。

給料アップを願っていたのにどこも前職以下、または大手を狙ったけれど企業の目線になって働けないなど。このような現実を目の当たりにすると、自分が期待したことが間違っていたのではないかと自信をなくしてしまうのです。

退職したことを後悔する

転職で自信をなくすのは、退職したことを後悔する瞬間です。それは転職活動が上手くいかないことや、新しい職場が思ったほどよくない時に起こり、「辞めなければよかった」と自分に腹を立ててしまうのです。

後悔しても後戻りができない転職。前職に嫌気が差して勢いで辞めた人はとくに、後から自信をなくす瞬間がやってくることも多いでしょう。

自分の強みがわからなくなった

資格や経験など、転職市場で必ず有利になると思っていた自分のスキル。しかし応募先ではさほど大切に扱われず、不採用が続くと転職で自信をなくします。

自分の強みを活かせる企業に応募することが大切なポイントですが、自分をきちんと理解していない人は、能力に合わない会社を選んでしまうでしょう。

ギャップがあると採用される確率は低くなり、そのたびに自信をなくしてしまうのです。

年齢が原因

転職で自信をなくすのは年齢のためで、これだけスキルがあるのに…と落ち込み、やり場のない挫折感を抱くかもしれません。転職市場で好まれるのは、20代後半～30代前半ともいわれていますので、年齢が高くなるとそれだけ企業から期待される要素も多くなるでしょう。

「年齢が理由です」とはっきり断る企業はないものの、それ以外に不採用になる理由がないと、自信を一気になくしてしまいます。

転職先の仕事が難しすぎる

転職で自信をなくすのは前職を退社してから、新しい職場に慣れるまでの長い期間、色々な瞬間に感じる可能性があります。よくあるのが転職先で自分の経験を活かせず、仕事が難しくてやりにくい時。

自分の力を過大に評価していると、現実とのギャップを感じて自信をなくすでしょう。たとえば英語力が求められる、外資系の企業に転職した場合。

ある程度自信があったものの、いきなり「英語で自己紹介してください」と朝礼で求められると、思った以上のレベルに衝撃を受けてしまいます。

新しい環境になじめない

人付き合いで困ったことがない人が、転職先で上手くいかないというケースはよくあります。新しい環境になじめず、職場の人とぎくしゃくする関係があると、転職後に急に自信をなくすでしょう。

時間が経てば慣れるはずと油断して取り組んでしまうと、思ったように自分の居場所が確保できず、意外な一面を知りショックを受けてしまうもの。そんな時に「転職しなければよかった」と後悔するかもしれません。

自信をなくす人の特徴について

転職で自信をなくす原因・成功させるための考え方と実践力のつけ方転職で自信をなくしたり、不安を抱えたりするのは当然ともいえます。それは違った環境で自分をアピールして、相手に受け入れてもらうために時間がかかるから。

しかし人並み以上に自信をなくしやすい人もいるので、転職を成功させるためには自分の弱点も理解しておきましょう。

自己嫌悪に陥りやすい

転職で自信をなくすのは、自己嫌悪に陥りやすいことが特徴です。このタイプは頑張った分だけ評価されないと不安を抱き、さらに頑張りすぎて燃料切れになってしまうのです。

最初は仕事も時間ばかりかかり、成果が出せないこともあるかもしれません。まだ最初だからと自分を励ませない人は、ひたすら責めてしまうケースが多いもの。結果的に自分の考え方やライフスタイルが、自信をなくす原因にもなってしまうのです。

完璧主義者

転職して成功した人の多くは、苦戦した時期があるはず。仕事や職場の人間関係、クライアントとの付き合いなど、環境が変わると覚えることがたくさんありますよね。

完璧主義者はとても厳しく自己評価をするため、100%の完成度がないと満足しません。そのため「自分はまだまだできない」と苦しめてしまい、結果的に自信をなくしています。

周りから見るととても努力家なのですが、期待された以上のことを目指すため、次第に辛い思いが積み重なってしまうでしょう。

弱点を他人に見せたくない

自信をなくしやすい人は、弱点を他人に見せたがらない特徴があります。なかなか内定がもらえず転職活動で苦しんでいる時、腹を割って相談できる人がいないため、一人でなんでも解決する習慣があるのです。

このタイプは、周囲の評価を気にしすぎる傾向がありますので、弱い自分を見せて批判されたり評価を下げられたりすることを嫌います。

そのため困った時に誰かに相談する気持ちがなく、周囲と一定の距離を置いてしまい、孤立した自分を知ってさらにネガティブな状態になってしまうのでしょう。

自信をなくしてからの心構え

転職で自信をなくす原因・成功させるための考え方と実践力のつけ方転職活動で自信をなくしてしまうと、そこからモチベーションを高めて再び取り組むまでが大変です。気持ちの面でのプレッシャーは、新しい勤務先になじむまで続くこともあるので、転職活動はまず自分自身が快適であるよう意識しましょう。では転職活動で、自信を持って実践力をつけるためのポイントをご解説します。