転職した人にプレゼントを贈る場合のオススメアイテムや注意ポイントについて
転職した人へのプレゼントは誕生日やクリスマスとは違い、どのようなものが喜ばれるかわからず難しいですよね。またマナーも意識して適切なプレゼントを贈るためには、事前に考えておきたいポイントがいくつかあります。
友人が念願の企業に転職した場合などは、仲間が祝福すればさらにモチベーションも高まるでしょう。そこで今回は、転職した人へのプレゼントについて、選び方やオススメのアイテムなどを詳しくご説明します。
転職した人にプレゼントは必要？
入社祝いは世間一般的ですが、転職祝いを贈るべきか迷う人もいるでしょう。まずは転職した人へのプレゼントの基本的なマナーについて、詳しくご説明していきますね。
転職祝いはとても大切
あまり頻繁に起こることではないかもしれませんが、大切な人の転職祝いはマナーとしてとても重要です。新社会人と違うのは、転職する人はある程度社会経験があり、自分のキャリアプランや将来の目標が見えていること。
夢に向かっての第一歩を踏み出す時に、周囲の人から応援してもらうと不安も軽減します。転職先が決まるまでは、あらゆる困難を乗り越えた人も多いはず。
その努力に共感して祝福する気持ち、これからも応援する気持ちを形にして渡すことができるのです。
平均予算について
転職した人へのプレゼントは、相手との関係によっても相場金額が若干異なります。家族や親友、お世話になった人などは5千円～3万円が相場、友人や同僚なら3千円～1万円が目安とされています。
お祝い金として包むのは、よほど親しい関係の場合が多いもの。しかし相手が恐縮してしまうことを考えると、プレゼントにしたほうがお互いに気を遣わずに済み安心かもしれません。
プレゼントを渡すタイミングについて
転職した人にプレゼントを贈る場合ですが、できれば内定をもらって初出勤するまでの間に贈るのがベストです。祝福する気持ちは、なるべく早く伝えたいですよね。
直接会って渡せない場合は宅配で送ることもできますので、その場合はメッセージカードを添えてお祝いしましょう。
お金を渡す場合
転職祝いの際、ものでなくお金を包む場合は「御祝い」もしくは「御就職祝い」と書きます。水引は蝶結びを使い、直接相手に手渡しする場合は、袱紗に入れて渡すことがマナー。
ご祝儀の金額は割り切れない「奇数」の数字にすることがよいとされています。転職した人への祝福は金銭か品物か、どちらにすべきという決まりはありません。相手に何を渡したいか、自分の気持ちを形にしましょう。
選び方のポイント
転職祝いは年齢や性別、転職先の業種などを考慮すると選びやすくなります。新卒の社会人とは違い、ビジネスパーソンとして必要なものはある程度持っていることも想定できますので、喜んでもらえるものは何か相手の好みも考えてみましょう。
必ずしも仕事で使うものだけとは限りませんので、休日に使えるものなどアイデアを絞ってくださいね。
男性にオススメのプレゼント
近年転職者の数が増加している傾向にあり、転職祝いをする機会も増えているかもしれません。ではまず男性の場合、喜ばれやすいオススメアイテムを見ていきましょう。
ネクタイケース
仕事のミーティング、クライアントへの訪問など、社会人としての身だしなみはとても大切です。ネクタイはシーンごとに選ぶ場合も多く、仕事帰りに遊びに行く派手なネクタイを携帯することもあるでしょう。
そんな時にとても便利なネクタイケース。シワにならずに携帯でき、コストも3千円前後で購入できるため、友人への転職祝いにしてもオススメです。
手帳
相手の好みがよくわからない時に便利な贈り物が手帳です。転職先では今までとは違ったスケジュールで仕事をする人も多いため、心機一転新しい手帳を使うこともあるでしょう。
手帳は本革性のものなど、とても高級感があるプレゼントもあるので、仕事仲間の転職祝いとしても喜ばれるはず。ただし目上の人に贈るのは、手帳は「もっと勤勉に働くように」というメッセージを含むので控えたほうが安心です。
お酒などの嗜好品
転職先の仕事や人間関係に慣れるまでは、色々なストレスがあると考えられるでしょう。ビジネスグッズだと好みがわからない、すでに持っているということがあり得ますが、お酒ならきちんとした贈り物としても喜ばれます。
仕事で疲れた日に美味しいお酒でリラックスしてもらいたい、そんな気持ちを込めてもよいでしょう。ただしお酒の贈り物は、あまり安価なものだと失礼になるかもしれませんし、お酒を飲まない人にとっては困る贈り物です。友人や親戚など、お酒が好きな男性に渡すとよいかもしれません。
女性にオススメのプレゼント
女性へのプレゼントは好みも関係するので、選ぶのがかなり難しいと感じる人もいるでしょう。しかしあくまでも転職祝いなのであまり意識せず、日常的に使ってもらえるものなどをメインに選んでください。
折り畳み傘
折り畳み傘は、通勤途中や仕事で外出する際に必要なことがあります。突然雨が降り出してもコンビニに行けばビニール傘はすぐ買えますが、やはり自分専用の一本を持っていたいものです。
自分で折り畳み傘を買う人は意外と少なく、プレゼントはよいチャンスになるはず。女性好みのブランドや、仕事でも使えるシンプルなデザインの折り畳み傘はとても喜ばれるでしょう。予算も3千円～1万円と幅が広いので、困った時にオススメです。
ケーキなどのお菓子
転職祝いは必ずビジネスグッズにする必要はなく、喜んでもらえるアイテムを贈り一緒に祝福する気持ちが大切です。女性の場合はグルメ関係も喜ばれ、ケーキなどのスイーツ系は年齢を問わずに選べます。
少しこだわりたい場合は、老舗のお菓子をお取り寄せしてもよいかもしれません。すぐに会えない相手なら、日持ちする焼き菓子を宅配で送ることもできます。その場合は手紙やメッセージカードを添えてお祝いしてくださいね。
パスケース
同じものでは飽きてしまうパスケース。女性ならいくつか替えが欲しくなるでしょう。通勤時や社員証など、パスをお財布に入れている人も多いはず。
パスケースはお財布のようにバッグから頻繁に取り出すこともないので、少しカラフルで派手なものを選んでもよいでしょう。ブランドなら5千円～1万円のパスケースもあるので、兄弟や家族の転職祝いにするのもオススメです。
お祝いする際の注意点
転職した人にプレゼントを贈る場合、次のような注意点がありますので、選ぶ際に少しだけ意識してくださいね。
縁起が悪いものを避ける
転職はお祝いごとのひとつなので、縁起の悪いものや不吉なことを連想させるアイテムは避けましょう。たとえばハンカチは「手切れ」と、縁を切ることを意味するものです。
万年筆やバッグなどは、相手によっては「勤勉になれ」とプレッシャーを与える意味合いもあるので、贈る相手を考えること。他にも靴下やフロアマットなど足で踏むものや、壊れやすいものも縁起がよくないので注意しましょう。
わからない時はギフトカード
メイク用品や腕時計など、個人の好みがあるものは失敗しやすいので、できれば避けたほうが安心。何を選ぶか困った時に好まれるのがギフトカードです。
もらった人が自分で好きなアイテムを選べるので、失敗が少ない贈り物ですね。たとえばシャツなどの洋服を贈りたい場合、サイズがわからないと選べません。
しかしギフトカードなら、日常的に使えるものや食べ物など、あらゆるセレクションがあるので困った時にオススメです。
まとめ
転職した人へのプレゼント選びは、お祝いしたい気持ちをどう形にするかがポイントですね。オススメのアイテムを参考にし、喜んでもらえるものを選んでください。
