プレエントリーとエントリーの違いについて詳しく知ろう!

プレエントリーとエントリーの違いについて詳しく知ろう!

プレエントリーとエントリー、どちらも同じようなニュアンスですが、違いを理解しておくことが今後の就活をスムーズに進めるコツになります。

アルバイト時代には聞いたことがない言葉のはずですが、プレエントリーやエントリーは就活を始める最初の段階に、まず知っておきたい大切な言葉になります。

就活はタイミングや一連の流れを考えて、下準備を進めるのが大切。よく飛び交うプレエントリーとエントリーという言葉の意味を詳しく知り、後悔のない就活を始めましょう。

 

プレエントリーについて

プレエントリーとエントリーの違いについて詳しく知ろう!就活を始めるにあたって、かなり耳にする「プレエントリー」と「エントリー」という言葉ですが、同じような響きでも多少意味が異なります。

他の就活生に後れをとらないためにも、それぞれの意味について理解しておきましょう。まずはプレエントリーとは何か、詳しくご説明しますね。

 

プレエントリーとは

プレエントリーはエントリーの「前」の段階。採用試験を受ける企業を決めていなくても、興味や関心がある会社資料や説明会の日程などの情報を得るために、個人情報を登録することです。

プレエントリーは、就活のスタート地点のようなもの。気になる業界や注目されている企業など、気になるところは色々とありますよね。

最終的に採用試験を受けたい企業を選択するためにも、プレエントリーでたくさん情報収集するのは大切です。

 

簡単な質問に回答して登録する

プレエントリーは、実際にどのようなことをするのでしょうか。就活生は最初から、様々な不安を抱くはず。大学の就職課などでも、プレエントリーについて指導はあるはずですが、この段階は資料請求を行い気になる企業について学ぶ時です。

プレエントリーは企業に資料請求する際に、自分の住所や氏名などの情報を伝えて簡単な質問に回答します。たとえば気になる家電製品を購入しようか迷っている時、メーカーに資料請求することがありますよね。

これと同じで、気になる企業について情報を確保するための手続きがプレエントリーで、買い物とは違い直接企業にアプローチする大切なチャンスにもなります。

 

プレエントリーはいつから?

プレエントリーは、なるべく早くやったほうがよいのでは?と、就活生の人は慌ててしまうかもしれません。しかし基本的には採用活動が解禁になる3月1日から、プレエントリーができるようになっています。

選考が開始されるのは6月ですので、それ以前にはプレエントリーが終了していると考えるとよいでしょう。しかし人気の高い企業の場合は、充分なプレエントリーが集まると募集を前倒しして終了するケースもありますので、なるべく早めに行動を起こしたほうが安心ですね。

企業によっては選考開始してからも、プレエントリーを受け付ける場合もあるので、興味のある企業はこまめに情報をチェックしておきましょう。

 

プレエントリーのやり方について

気になる会社や採用試験を受けてみたい企業は、自分から行動を起こさないと企業からパンフレットなどを送ってくれるわけではありません。

では実際にどのようにしてプレエントリーをするのか、主な方法について見ていきましょう。まずは企業サイトの採用から資料請求に、必要な情報や簡単な質問の回答を入力します。

もうひとつの方法は、就職情報サイトを活用して個人情報を登録すると、該当する企業からプレエントリーするのも可能です。

プレエントリーすると会社からIDが発行されますが、就職情報サイトの場合は多少時間がかかる場合もあるので、早めに開始しましょう。

またプレエントリーは、企業の採用サイトのみだけで受け付ける場合、就職情報サイトからもできる場合もあるので、確実な情報を掴むためにはまず企業サイトを確認しておくと安心です。

 

プレエントリーは選考に影響するか?

会社の資料請求のための手続きで、簡単な入力項目や質問回答だけなので、気楽にやってしまう人も中にはいるでしょう。しかしプレエントリーは、企業によって選考の補足材料として使う場合もあるので注意が必要です。

たとえば簡単な設問の回答で、選考判断の際に参考にすること。また会社説明会の出席条件としてプレエントリーが必要な企業もありますので、就活の最初の段階として簡単な登録や入力事項でも、そこから採用試験が始まっているつもりで慎重になるのが大切ですね。

 

なぜプレエントリーが必要なのか?

プレエントリーは、企業にとってもコストがかかるもの。そこまでしてなぜ行うのかというと、企業側では応募者の数を予測する意味があります。

採用活動や説明会やパンフレットの制作など、あらゆるコストがかかります。募集の応対のために、派遣社員やバイトを増員する企業もあるでしょう。

プレエントリーをすると、企業にとっても準備が早めにできるため、採用活動を短期化して早く選考したい考えもあります。

プレエントリーは就活活動の第一歩。選考の前提条件として扱われるケースが増えています。時期を逃さないためにもプレエントリーは早めに行い、第一次試験のつもりで行うことをオススメします。

 

エントリーについて

プレエントリーとエントリーの違いについて詳しく知ろう!プレエントリーの次は、エントリーが気になるところ。就活もいよいよ本番になりますので、エントリーではどのようなことをするのか、目的や意味についてご説明しましょう。

 

エントリーとは何か?

エントリーは採用試験に正式に応募することで、一般的には会社説明会の後にエントリーが始まります。本エントリーと呼ばれる場合もあり、この時期にはどこの会社を受けるか、きちんと判断しておくのが必要です。

「エントリーシート」と呼ばれる申込書を送り、筆記テストなどを受けて合格したら面接へと進みます。

 

エントリーシートについて

エントリーする際に必要なエントリーシートは、企業に提出する応募書類のこと。採用試験の第一段階として使われる場合が多く、エントリーシートには自己PRや学生時代のこと、志望動機などを記入します。

混同しやすいのが「履歴書」。エントリーシートと違うのは、一般的な履歴書は採用後もデータを企業が保管し、従業員データとして使われることです。

履歴書は公的書類なので、私文書偽造にあたる場合もあるので慎重に記入しましょう。エントリーの際は企業ごとに若干内容は異なりますが、エントリーシート以外には資格証明書や成績証明書などの提示を求められる場合もあります。

書類の不備で、採用試験を受けられないのは避けたいですよね。そのためにもそれぞれの企業に提出する書類や選考の時期などは、きちんと把握しておきましょう。

 

エントリーする時期

面接が開始される6月1日以前よりも早く、エントリーが開始します。一般的には3月~4月がエントリーの時期で、きちんと手続きをしないと面接を受けることができません。

またエントリーすれば必ず面接まで行ける約束もないため、書類選考で落ちないためにも準備する書類や内容はきちんと確認しておきましょう。

プレエントリーとエントリーの違いですが、エントリーは手間がかかり採用試験の本番です。学生一人当たりにつき、エントリーする企業数は20~30社ともいわれていますので、できるだけ多くエントリーしたほうが有利になります。

 

まとめ

プレエントリーとエントリーは、手続きや目的が若干異なるものの、就活生にとっては大切なステップになります。

就活で失敗しないためにも、プロのアドバイスやサポートはとても重要になりますので、就職情報サイトを活用して無料個別相談をするのもオススメです。

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