自己PRで責任感をアピールするために意識しておきたいこと

自己PRで責任感をアピールするために意識しておきたいこと

自己PRで責任感をアピールすることができれば、就活の時に有利になる可能性が高いです。

採用する側としても、責任感のある人物を採用したいという思いは強く持つもの。こう考えると自己PRの時に、責任感をアピールできるようにしておきたいですよね。

これには意識しておきたい内容があるのです。今回は責任感をアピールする時のポイントについてお伝えしていきましょう。



自己PRをする時のポイント

自己PRで責任感をアピールすることができれば、就活の時に有利になる可能性が高いです。自己PRで責任感をアピールするには、いくつかのポイントがあります。何でもよいからアピールをするのではなく、自分の責任感の強さについてアピールをするように意識してみましょう。このためのポイントについて見ていきます。

 

最初に一番伝えたいことを言う

説明について聞いている相手は、段々と疲れてしまうケースがあります。このため自分の責任感をアピールする時には、先に結論を伝えることでしょう。

相手にとって、こちらが伝えたい内容は何なのかを分かりやすくする必要があるのです。このためには、まずは最初に自分の伝えたい「責任感があります」との内容を伝えるようにしましょう。

ここから理由について、説明をしていくようにすればよいのです。先に説明をして責任感が強いというところに結びつけるには、時間を要すると想定できますよね。

説明する自分としては、考えてきた内容かもしれません。でも聞いている側としては、どこが本題なのか分からないので、聞いていて頭に入りにくいのです。

先に結論を伝えるようにして、この後にエピソードや理由について述べていくようにしましょう。

 

エピソードは魅力あるものを

責任感があると伝えるためのエピソードは、聞いている側が魅力を感じるものを選びましょう。

いくつか候補があるはずです。中でも分かりやすく、そして人物としての魅力を与えられるようなものを選ぶようにしましょう。

聞くことで、相手が「この人物ともっと深く話してみたい」と思える内容が理想的ですね。実際に今まで生活をしてきた中で、責任感のある自分を感じた時は案外多いもの。

この中でも具体的なイメージを、相手がしやすいようなエピソードを選びましょう。いくつかエピソードを伝える方法もありますが、一つにしておいた方が相手の心に残りやすいのです。

この時には起承転結を意識して、エピソードを考えるようにしましょう。こうすることで具体的な内容を考えられるのです。

最初から結論が見えているものではなく、どのような展開になるのだろうと思われる内容がよいですね。

相手が聞いていて興味深いと感じるように、自分なりに工夫をしてみましょう。過度に勢いをつける必要はないですが、淡々と話すよりも抑揚をつけた方が聞いている側は話に引き込まれやすいでしょう。

 

仕事でのメリットについて伝える

自分の責任感が強いとしたら、仕事ではどう活かせるのかを伝えるようにしましょう。これができれば、採用する側としては魅力を感じやすいでしょう。

即戦力として考えてもらえるかもしれません。責任感が強いとしても、これをどう今後活かしていこうとしているのか、それはとても重要なのです。

ただこれを長所としてアピールするだけでは、どこか物足りなさを感じさせてしまうでしょう。

だから何ができるのだろう、これが分かるように伝えていきましょう。例えば忍耐力があるので、どのような仕事でもやり遂げる強さを持っていると思うのなら伝えるとよいですね。

責任感という言葉だけでアピールするのではなく、我慢強さなどについても同時にアピールをする方法もあるでしょう。

 

責任感という言葉が短所になる可能性も

自己PRで責任感をアピールすることができれば、就活の時に有利になる可能性が高いです。責任感と聞くと長所であると受け取られやすいですが、こういう中でも過度なアピールにより、短所と思われてしまうケースもあるので気を付けるようにしましょう。

 

頑固な性格だと思われるケース

自分がこうすると決めたのなら、周りの意見を聞かずにやらないと気が済まない性格のように思われてしまう場合があります。

柔軟性に欠ける可能性があると、悪いように取られてしまうケースもあるでしょう。このため柔軟性や協調性という言葉も、自己PRをする時には入れるようにした方がよいですね。

「責任感が強く人との調和についても重視している」と言えば、採用する側としては長所として受け入れてくれるのです。

誰がなんと言おうとやり遂げると言ってしまうと「ケースバイケースで方向性を変えた方が良い場合には、どうするのだろう」と思われてしまうでしょう。

 

自慢に聞こえてしまう場合も

責任感が強い自分についてのエピソードがただの自慢に聞こえると、マイナスになってしまいます。

自己PRと自慢が違うということを、よく理解しておきたいですね。自慢になってしまうと、ただの自己満足なのではと思われてしまうのです。

自己PRの難しいところは、過度にしてしまうと謙虚さのない自慢をよくする性格だと思われてしまう点でもあるでしょう。

自慢のつもりはなくても、過度なアピールは聞いていてあまりよい印象を持たれないのです。短所を少し伝えるようにして、これを改善するように努力していると伝えた方が好印象を与えるケースもあるでしょう。

 

衝突しやすいと思われる可能性

責任感が強い人はイメージとして、人と考え方が合わないと衝突をしそうなイメージがあるのです。

このため自分の考えを押し通そうとして、衝突されては困ると思われてしまうでしょう。せっかく長所をアピールしようとして伝えた内容が、短所に見られてしまうのです。

相手と話し合い、場合によっては譲ることができる性格だと伝えるようにすれば、問題ないと思われるでしょう。

でも自分の考えについては自信を持っていると、アピールをしてしまうと「いざと言う時に衝突をしそうな人物だ」と思われてしまうのです。

 

自己PRで責任感をアピールする時に意識したいこと

自己PRで責任感をアピールすることができれば、就活の時に有利になる可能性が高いです。自己PRで責任感をアピールしたい、こういう時には意識しておいてほしい内容があります。どのような内容なのかについてお伝えしていきましょう。

 

誇張や嘘はNGに

誇張をしていると明らかに分かる自己PRや、嘘をついてしまうと悪い印象を与えてしまうので気を付けましょう。

誇張をするというのも少しなら大丈夫だろうと思いしてしまうと、正直で誠実ではないと取られてしまうのです。

嘘をついているとバレないはずだと思っても、面接官は多くの人を見てきているので嘘を見抜く能力がある人は多いでしょう。

嘘をついてまで自分を良く見せたい人物だと思われると、信頼できないとマイナスイメージを持たれてしまうのです。

 

相手の様子を見ながら話す

自分の伝えたい内容を言えればこれで満足と思い、言いたいことだけをひたすら話すのは賢明ではないでしょう。

相手の様子を見ながら、話すテンポや声の大きさについて意識をしましょう。聞いている側の立場になって、話すようにするのが必要なのです。

聞きやすく心に入りやすい自己PRができれば、相手の心に良い印象を残すことができるでしょう。

それには相手と対話をしているのを、忘れないようにすることが重要なのです。

 

まとめ

自己PRで責任感を伝えるのは、可能な方法と言えるでしょう。でもどうすれば上手に伝えられるのか、この内容についてはしっかり考える必要があるのです。

採用されたいと願う業種や職種によっても、伝えるべきエピソードが変わってくるでしょう。

毎回同じ自己PRやエピソードを言うのではなく、バリエーションを大切にしながら面接を受けるようにしていきたいですね。



マイナビエージェント

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